特集企画・学会誌82号
芸術工学会会員の皆様へ
齊木 崇人(芸術工学会会長)
小林 敬一(研究委員長)
相良 二朗(2020年度秋期大会実行委員長)
「ポストコロナ社会における芸術工学の役割」原稿募集のご案内
芸術工学会会員の皆様は、COVID-19の社会への影響が深刻化する中、自分の置かれている状況に順応しながら、新しい日常を求めて日々奮闘されていることと存じます。
芸術工学会では3月末に発行する学会誌82号に、「ポストコロナ社会における芸術工学の役割」と題した特集を企画し広く学会員に誌上参加をお願いすることとなりました。
かつて、時代の変化の大きな節目で誕生した芸術工学が半世紀を経て新たにCOVID-19の大きな影響を受けつつ、気候変動や感染症のパンデミック、情報技術の急激な進展などがコミュニケーションやコラボレーションの方法を大きく変えようとしています。
そこで、COVID-19とともに生き、これからの「新たな時代」を希求する学会員がそれぞれの想いを下記の3つの問いかけに答えて、芸術工学のこれからを共有したいと思います。
- ① 時代の節目に生きるあなたはこのウィズコロナ状況をどのように生きていますか。
- ② いま考える芸術工学ないしあなたの専門分野はコロナ禍に対し何ができますか。
- ③ あなたはどのようにポストコロナ社会をイメージしそこでの芸術工学の役割・あり方を設定しますか。
奮って投稿いただき、コロナ禍の現在を共有し、学会誌誌上でコミュニケーションとコラボレーションの機会を創出したいと思います。
投稿要領は以下の通りとします。
- 1. 分量:分量は、3段組みのフォーマットを添付で示していますが、その1コラム、もしくは2コラム、3コラムのいずれかを選び、各自その中に納めて下さい。1コラムはおおよそ18文字×44行=792文字です。
- 5. 依頼:広く全会員に公募します。ただ、理事の先生方には必ずご一筆いただけるよう、学会長からも強くお願いします。
- 6. 審査:本企画の趣旨にあわないと編集委員会で判断した場合は、掲載をおことわりする場合があります。
- 7. 説 明
- ①は、これまでの約1年をどのように乗り越えてこられたのかを問うています。芸術工学や各々の専門等々の立場で工夫されたことやそのあり方、携わる者としての生き方等に関して考えられたことなどがあれば特に歓迎です。
- ②は、コロナ禍の状況に対し、芸術工学等は何か役に立つのかと問うています。
- ③は、ポストコロナ社会がどのようなものとなっているかの想定の上に、今後の芸術工学の可能性や課題を問うています。そこで想定する時間・空間のスケールは着眼点によると思いますので、お任せします。
それぞれの論考の中で①~③のうちの1つをテーマとしても結構ですが、2つないし3つが混ざり合っていても結構です。
- 8. 登録:登録がなくても受け付けないわけではありませんが、編集の都合から、2月中に、氏名、タイトルと必要なコラム数を本部事務局までメールでお寄せください。
以上、宜しくお願いします。
添付資料(フォーマット情報含む)