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議事録/理事会No.87 の変更点


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*第87回 芸術工学会理事会議事録
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-日時:2021年11月26日(金)16:00 ~ 19:00
-会場:オンライン(Zoom)
-出席者:(理事15名)
(会長)大井 尚行、(副会長)藤本英子、(副会長)井上貢一、青木 史郎、有田 行男、
安齋 利典、伊原 久裕、小川 博、加藤 公敬、小林 敬一、酒井 聡、相良 二朗、
佐野 浩三、水野 みか子、藪内 公美
(会長)大井 尚行、(副会長)藤本英子、(副会長)井上貢一、青木 史郎、有田 行男、安齋 利典、伊原 久裕、小川 博、加藤 公敬、小林 敬一、酒井 聡、相良 二朗、佐野 浩三、水野 みか子、藪内 公美
-欠席者:(理事8名、監事2名)
礒村 克郎、岡本 知久、白石 学、田邉 匡生、中林 鉄太郎、平井 康之、森野 晶人、
(監事)齊木 崇人、(監事)森山 明子
礒村 克郎、岡本 知久、白石 学、田邉 匡生、中林 鉄太郎、平井 康之、森野 晶人、(監事)齊木 崇人、(監事)森山 明子

-資料
資料1-01:第86回理事会議事録
資料1-02:2021年度総会議事録
資料1-03:2021年度第2回臨時理事会議事録
資料2:会員の現況
資料3:秋期大会発表プログラム
資料4-01:企画委員会報告資料
資料4-02:研究委員会報告資料
資料4-04:減災デザイン&プランニングコンペ資料
資料7-01:一般社団法人芸術工学会2021年度臨時代議員(社員)総会案内議案
資料7-02:学会URL変更に伴う公告報告変更について
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**議事次第
-議長:大井 尚行
-議事録署名人:井上 貢一、伊原 久裕
-記録者:学会事務局外部委託先・小野寺(一般社団法人FLAT)
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***1. 第86回理事会、2021年度総会、2021年度第2回臨時理事会議事録確認の件 [資料1-01、 02、 03]

議事録草案が伊原事務局長より共有された。第86回理事会議事録は、学会のWebサイトのアップロード済み。その他議事録については内容を確認し、問題がなければ署名押印いただく。
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***2. 会員現状(新入会員、退会希望者、連絡不明者)の確認 [資料2]
伊原事務局長より、以下の通り現状の確認が行われた。
-退会希望:3名
-休会希望:0名
-会費未納等による退会処理:0名
-新入会:個人会員10名、学生会員11名(他入会金・年会費未納個人会員1名)
-名誉会員:1名
-正会員数:259名、総会員数:311名
-2021年11月24日時点の会員数:個人会員259名(海外在住2名を含む)、名誉会員8名、学生会員44名、法人会員0社、休会1名

大井会長より、学生会員の所属の記載方法が統一されていない件について指摘があった。事務局及び業務委託先の一般社団法人FLAT担当者間で、表記方法について検討を行うこととなった。
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***3. 各運営委員会報告

''3-1. 研究委員会 [資料4-02]''
小林研究委員長より以下の通り報告がなされた。
(1) 論文審査状況報告(2021年4月以降)
・投稿:9本
・採用:5本
・不採用:1本
・論文として不採用・報告として再提出:3本(うち2本辞退、1本修正中)

(2) 論文・論説・報告の判断に関するガイドライン(案)の件
投稿された論文・論説・報告の採用基準の目安として、かつ相互の差異を明確にするものとしての試案を作成。研究委員会や査読者の間で感覚的に共有されていたものを言語化した段階のため1年程度試行し、その後正式なガイドラインとしたい。

(3) 第5回芸術工学会論文賞の選考の件
対象となる論文・論説は、No.69(2015年11月)〜No.82(2021年3月)で計51本あり、選考の手順案(資料)を示した。

論文・論説・報告の判断に関するガイドライン(案)について議長が議場に賛否を諮ったところ、出席理事全員は異議なくこれに賛成したため、基本方針はこの通りとし、研究委員会を中心に引き続き検討することとなった。

論文賞の選考方法について、大井会長より、1次選考で理事投票と学会員投票の実施案の場合、理事投票と学会員投票それぞれで異なる候補者が選出される可能性があるとの指摘があった。これに対し小林研究委員長より、多くの会員に関心を持ってもらうことも一つのねらいとしており、2次選考候補数は7本程度として、1次選考での理事選考数は5本程度、学会員選考数は1、2本程度とし、両方を2次選考対象とするとの説明がなされた。

大井会長より選考のスケジュールについて質問がなされ、これに対し小林研究委員長より、1次選考の実施方法について本理事会で承認されれば、年度内に選考を終えたいとの回答があった。

井上理事より、研究委員会で議論された内容であれば異論はないが、学会員にフォームで投票いただく場合、受賞者の決定プロセス及びルールを事前に説明すべきとの指摘があった。

大井会長より、1次選考で投票された論文・論説のうち、2次選考に進めるものの決定者について質問がなされた。これに対し小林研究委員長より、1次選考の結果を研究委員会がとりまとめ原案とし、それを過程を含めて認めた上で拡大研究委員会が2次選考を実施するとの回答があった。

井上理事より、理事は学会員に含まれることから、学会員のみの表記が良いのではないかとの指摘があった。これに対し小林研究委員長より、通常の学会員よりも理事の責任が重いことから分けて記載したいとの回答がなされた。

酒井理事より、2次選考の拡大研究委員会は、研究委員会、会長、副会長のみの構成で良いのでは無いかとの指摘があった。これに対し小林研究委員長より、前研究委員長、前々研究委員長は多くの査読をご担当いただいていることから、委員会にご参加いただきたいとの回答があった。また井上理事より、拡大研究委員会のメンバーは、委任も可能とするのはどうかとの提案があった。会長から、研究委員以外は「研究委員長が審議に必要とする者」などとしてはとの提案があり、以上に基づいて規定を含めた会告案を作成し、それを確認して、研究委員会の方で進めるということで了承された。

加えて、小林研究員長より、今後の大会においては質疑応答を除いた発表時間を15分以上確保することを努力目標でも良いが原則として欲しいとの要望があり、今後検討を進めていくこととなった。

''3-2. 総務委員会''
酒井総務委員長より、slack(チームコミュニケーションツール)の導入について説明がなされ、今後は各委員会での検討案に対してslack上で意見を集約し、Zoomを使用した会議において最終確認及び承認を行うというプロセスに以降していきたいとの提案があった。

これに対し井上理事より、Webサイトは外部へのアナウンス利用を中心とし、理事間での情報交換・共有はslackにしていきたいとの意見があり、具体的な運用方法については後に改めて議論することとなった。

''3-3. 特設委員会I (地域デザイン史)''
青木委員長より、以下のとおり報告がなされた。
黒田前理事からの引き継ぎを中心に活動しており、2021年度秋期大会のエクスカーションにおいては、地域で起こっている新しいデザイン活動へ訪問する。これをテストケースとし、各地域の行政や学校を中心とした、公的機関の新たな活動を共有する場を設けていきたい。活動の具体的な内容や方法については、引き続き委員会内で検討を進めていく。

''3-4. 特設委員会II (減災と復興へのデザイン力) [資料4-04]''
相良委員長より、以下のとおり報告がなされた。
今期はパンデミックや異常気象をテーマに募集を行う。チラシは現在印刷をしており、完了次第関係大学等への送付を予定しているので、広報をご協力いただきたい。

''3-5. 企画委員会 [資料4-01]''
有田企画委員長より、以下の通り報告がなされた。

(1) 会議開催報告
次年度以降の大会運営に関する議論を中心に、6月より計6回Zoomにて会議を実施した。

(2) 大会運営についての提案(秋期大会における業務分掌、工程)
春期大会については、開催校が企画及び記録を担当する点は変更なし。
秋期大会については、これまでは運営を開催校が全て担当していたが、今後は開催校がシンポジウムやエクスカーションなどの企画及び記録を担当し、研究発表大会及び学会誌発行を企画委員会が担当するという案を検討している。
加えて、企画委員会が芸術工学会のテーマ及びロードマップ(大会テーマ策定にあたる上位概念の企画)を作成し、これに則って各大会の開催校がテーマを定めることで運営の円滑化を図る。
本秋期大会では、以下のとおり業務を分掌した。
・研究発表大会運営:有田理事
・発表梗概の査読:安齋理事、研究委員会
・学会誌編集:礒村理事
・奨励賞運営:藪内理事
尚、学会誌編集では学生アルバイトを1名雇うことで、業務量の軽減を目指した。
また、今回は富山県総合デザインセンターと協働し配信拠点を設け、青木理事及び藤本理事によるエクスカーションを実施。大会Webサイトは井上理事が担当し、大会記録は藤本理事及び井上理事が担当する。
今回の規模であれば少人数での運営も問題なく実施可能との知見が得られ、今後はこれを基盤として春期大会及び秋期大会の企画を検討していく。

井上理事より、大会開催校の負荷を分散できる非常に良い提案であり、今後運営者が交代しても引き継げるよう共有いただきたいとの意見が述べられた。また、資料内業務分掌に関する図式において、開催校業務に学会誌入稿に係る矢印を追加すべきとの指摘がなされた。(シンポジウム等の情報を学会誌へ掲載する必要があるため。)

加えて有田理事より、更なる負荷分散のために、Webサイト運営の引き継ぎも検討を進めていきたいとの提案がなされた。

(3) 大会運営についての提案(2022年度の開催校について)
春期及び秋期大会運営に係る負担が同程度となることから、大会は各校がローテーションで実施することが望ましく、今後は年度前に開催校を決定していきたい。
企画委員会で議論した結果、5年以上開催校を担当していない名古屋市立大学、東海大学、長岡造形大学、崇城大学が春期大会開催校候補となった。また、青木理事より新規の千葉大学を秋期大会開催校候補とする提案があった。

小川理事(東海大学)より、所属異動の可能性があることから来年度の開催は困難であるとの回答があった。

水野理事(名古屋市立大学)より、来年度の担当を検討していきたいが、6月の開催となる可能性があるとの回答があった。尚、相良理事より6月中の開催であれば問題ないとの説明がなされた。

藪内理事(長岡造形大学)より、同大学内の会員との協議が必要との回答があった。

これに対し有田理事より、1校のみでの開催が困難な場合は複数校で共催するのはどうかとの提案がなされた。

伊原理事より、開催校と同地域の大学(非理事会担当校)所属の会員に協力を仰ぐことの可否について質問がなされ、これについては問題ないとの回答があった。

有田理事より、大会後に運営のロードマップ作成を予定しており、そちらまたは定例委員会へ開催校候補の担当者に同席していただきたいとの提案がなされた。また、テーマについては必要に応じて企画委員会が設定するが、開催校で希望があればご相談させていただくとの説明がなされた。

青木理事より、千葉大学が開催候補となる場合は、大学関係者に芸術工学会へご入会いただく必要があるとの指摘があった。

上記議論を踏まえ、春期大会は名古屋市立大学、秋期大会は長岡造形大学が開催校となる前提で検討を進めていくこととなった。

(4) 2021年度奨励賞の件
企画委員会内で議論し、今年度奨励賞受賞者へは賞状を贈呈することとした。藪内理事より、一般社団法人FLATへの委託を予定しており、作成及び発送費が30名分で5〜6万円程度かかるとの報告がなされた。また、今年度は賞状作成費用に加え、奨励賞印作成初期費用が1万5,000円程度かかる見込みとなっている。
加えて、各大学の審査及び卒業式のスケジュールを考慮し、以下の通り二度の登録機会を設けることとした。

第1登録:学生推薦(2/10締切)、研究内容原稿提出(2/25締切)、賞状発送(2/28)
第2登録:学生推薦(2/28締切)、研究内容原稿提出(3/15締切)、賞状発送(3/18)
尚、各大学選考委員登録は1月31日、A1ポスター及び原稿提出は3月31日を締切とする。

12月中に学会Webサイトにて公開を予定しており、スケジュール等に問題がある場合はご意見いただきたい。
奨励賞のスケジュールについて議長が議場に賛否を諮ったところ、出席理事全員は異議なくこれに賛成し承認された。
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***4. 2021年度秋期大会について
有田秋期大会実行委員長より、2021年度秋期大会の実施計画について報告がなされた。

-大会テーマ「社会の変化と、次なるデザイン」
-日時:2021年11月27日(土)12:30〜18:40
-会場:オンライン開催(富山県総合デザインセンターを配信拠点として使用)
-発表件数:研究発表25件(3会場で実施)、ライトニングトーク6件

エクスカーションは、大阪中之島美術館、大阪デザインセンター、富山県総合デザインセンターにて実施。尚、大阪中之島美術館、大阪デザインセンターについては事前にお送りいただいた動画を使用し、青木理事、藤本理事が進行。富山県総合デザインセンターは現地会場より事例等を紹介する。
今回ライトニングトークを試験的に実施し、問題なければ次回以降もプログラムに含め、発表者を広く募集していきたい。

井上理事より、進行要領や事前確認事項が記載された座長要領が共有され、理事会後に座長担当者の打ち合わせが行われることとなった。

小林理事より、ライトニングトークは発表実績として認められないという意見が出され、またライトニングトークの早期切り上げや他会場への移動の可否について質問がなされた。これについて有田実行委員長より、切り上げ及び移動はどちらも問題ないが、事前に発表者には自身が発表を行った会場にて参加してほしいとの連絡をしているとの回答があった。加えて、ライトニングトークの発表記録の取り扱いについては、各大学の実績登録方法にもよるため、今後検討していきたいとの説明がなされた。

藤本理事より、ライトニングトークの記録集への掲載方法について質問がなされた。これに対し有田実行委員長より、タイトルのプログラムへの掲載と、トーク実施に関するコメント等の執筆を行うとの回答があった。
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***5. その他
''5-1.2021年度臨時代議員(社員)総会の招集の件''
伊原事務局長より、本部事務局の移転及びそれに伴った定款変更に係る、臨時代議員総会の開催について説明がなされた。また、本総会についてはメールを通じた書面決議にて執り行う。

相良理事より、書面決議議事録へ代表理事が押印したものを報告書として取り扱い可能との説明がなされた。また、伊原理事より、代議員へメールにて書面を送付してその決議を元に議事録を作成し、それに対して会長、事務局長、監事2名が署名を行うという方法をとりたいとの提案がなされた。

総会招集について議長が議場に賛否を諮ったところ、出席理事全員は異議なくこれに賛成し承認された。

''5-2.電子公告のURL変更の件''
伊原事務局長より、法人の公告方法を電子公告と定めていたが、登記時のURLが更新されていなかったことから、記載処理を行うことが報告された。
URL変更について議長が議場に賛否を諮ったところ、出席理事全員は異議なくこれに賛成し承認された。

''5-3. 学会理事会のSlack導入について''
井上理事より、以下の通り進捗が報告された。
酒井総務委員長よりslack導入の提案を受け、事務局、企画委員会、総務委員会を中心に試験運用を開始し、理事会資料等の蓄積場所として学会Webサイトから移行を進めている。委員会ごとにチャンネルを立ち上げ、簡単な意見交換等を実施できる場として運用したい。また、ファイルの共有についてもメールではなくslackを中心に行うことで、資料紛失等の防止を狙っている。各委員会で必要に応じて運用いただきたい。後日、総務委員会より導入方法の詳細をご案内する。

''5-4.第88回理事会開催の件''
3月11日〜23日のどちらかで開催するものとし、会長の参加可能日を元に総務委員会が日程を調整することとなった。

以上

以上の議事を終え、19:00に議長が理事会を閉会した。
議事の要領及び結果を明確にするため、議長および議事録署名人は次に署名又は記名押印する。
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2021年11月26日

議長
一般社団法人芸術工学会 代表理事 大井 尚行 ㊞

署名人
一般社団法人芸術工学会 理事 井上 貢一 ㊞
一般社団法人芸術工学会 理事 伊原 久裕 ㊞
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