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論文/アルフレッド・バーの・・ のバックアップ(No.1)


アルフレッド・バーの《キュビスムと抽象芸術》ダイアグラム再考

情報グラフィックスとしての形成過程、デザインとその同時代性

Reconsideration of Alfred Barr's diagram for “Cubism and Abstract Art”:
ーThe Formation Process, Design and Contemporaneity as Information Graphics

受付:2024.12.02、採用:2025.02.11

要約

本研究は1936年にアルフレッド・H・バーがニューヨーク近代美術館で企画した、《キュビスムと抽象芸術》展覧会用に制作した有名なダイアグラムを、改めて情報グラフィックスの観点から取り上げ、その形成過程、構造、デザインとその同時代性について考察することを目的とする。まず、バーの略歴からダイアグラムの制作経過を遡り、C.モーリィの影響から出発し、自らのオリジナリティを生み出すまでのデザイン過程を明らかにした。次に、ダイアグラムの全体的な構造に対する分析を行い、バーのダイアグラムの特徴として、皿型のデザイン形態と流れのパターンを抽出した。最後に、同時代に出版されたR.ブリントンの情報グラフィクスの分類を参照し、抽象芸術の歴史を表すダイアグラムとしての同時代性を確認した。