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平面図形の配置角度の差による見えの大きさへの影響

福田弓恵、木下武志

Effect of apparent size by layout angle difference of plane figure
FUKUDA Yumie & KINOSHITA Takeshi
受理 2012/01/30、採用決定 2012/04/10【画像デザイン】

要約

 視覚メディアのコンテンツは、その構成要素が紙面やディスプレイ上にレイアウトされる場合に視認性や可読性を高めるためにスペーシングやアイソレーション等で視覚調整を行われることが多い。このコンテンツの中で、シンボル・ロゴマークなどは記号化され単純化した形と色で造形されることが多いため、見る側に平面図形に近い印象を与えていると思われる。この平面図形は配置条件によって、視野内で心理的影響を受け、図形の幾何学的関係が客観的な関係と異なって見えることが報告されている。
 そこで、マークなどの平面図形をデザインする場合の感性基礎データを得ることを目的として、その形態的特徴や平面上の配置角度の変化が見えの大きさに及ぼす影響について検討を行った。基本的な幾何学的図形である正三角形、正方形、正五角形および弧成卵形を刺激とし、配置角度の変化による図形の見えの大きさ順と感覚的な大きさについて調べた。一対比較法により配置角度の異なる図形の見えの大きさの順がわかった。また、マグニチュード推定法により、基準刺激と比較した配置角度ごとの見えの大きさがわかった。これらにより、配置角度の変化による見えの大きさへの影響が示唆された。



Last-modified: 2017-06-13 (火) 19:37:03 (643d)