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論文/キルンワークにおけるガラスの・・ の変更点


#author("2022-03-04T13:31:26+09:00;2021-05-18T21:59:07+09:00","default:inoue.ko","inoue.ko")
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*キルンワークにおけるガラスの熔解表現&br;に関する実験研究
***― ガラスと磁器の作品制作における熔着実験
***加藤 千佳
An experimental study on the expression of melting glass in kiln works
''An experimental study on the expression of melting glass in kiln works''
― Glass wearing experiment to create works of glass and porcelain
KATO Chika
(受付:2020/12/25 採用:2021/05/16)
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***要約
 本論文は、熔着という技法に着眼点を置き、ガラスと磁器の熔着において貫入、剥離が最も少ない条件を明確することを目的とした。実験方法は磁器との熔着を行うために、50mm × 50mm 厚さ7mm の磁器板の上に、板ガラス40mm × 15mm 厚み6mm、カレット8g の2 種類のガラスを乗せ、窯で焼成を行った後、貫入確認と剥離確認の結果を比較する。実験項目は、磁器板の凹凸、釉薬の有無、上絵の具の有無、上絵の具の鉛の割合を比較するために12 項目、焼成温度は4 段階に設定した。確認方法として、石川県工業試験所九谷焼技術センターで行われている形式を用いた。実験結果から、今回の目的である貫入、剥離が全く見られない条件は導き出すことができなかった。しかし、貫入と剥離を緩和できる条件は確認できた。釉薬と有鉛上絵の具を使うことで、目的である貫入が全く入らない条件はできないが、それに近い表現が可能であるという結果が得られた。
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