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論文/駅前商店街における・・ の変更点


#author("2017-06-13T19:55:53+09:00","default:sdafst","sdafst")
*駅前商店街における地上階ファサードの構成&br;及びそれと人々のアクテイビティの関連性
***周 韜、鵜飼哲矢
Study on Facade Structure in Shopping Streets in front of Railway Station and its Relationship with People's Activities
ZHOU Tao & UKAI Tetsuya
受理 2013/02/05、採用決定 2013/06/11【建築・環境デザイン】
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***要約
本研究では、人々の日常生活を豊かにする駅前商店街ファサードの設計方法を提示できる可能性があると考え、福岡市の各駅前商店街の事例比較を通して、商店街店舗ファサード構成の特徴及び人々のアクティビティと関連した店舗の特徴を研究した。調査方法として、現場で巻尺を使って店舗の実際の寸法を測量し、ファサードの写真を撮影し、各店舗のファサードタイプを、透明性・象徴性・多様性の三種類に分類することもできた。更に建物の地上階ファサードと密に関わっている関連要素(店舗の営業形態、店舗の断面形式、またファサードの付加物(看板、のれん等))を調査することで、ファサードタイプと合わせた商店街の基本調査データになった。
人々のアクティビティについては、店の前で買い物すること、店舗の看板を観察すること、店に入ることなどの活動を観察しながら、人々の活動動線を街の図面に描き、活動の内容と持続時間を文字で記録し、人々を引き付ける店の備えるべき特徴を明らかにした。
日本にはこれまで市民のための公共空間として商店街が発展してきた。これは欧米のパブリックスペースとは異なる市民の経済活動の場でもあった。近年、それが衰退しつつあるのは、商店街の訴求力と人々の行動パターンが変化してきたことにある。この研究で得られた知見は、商店街の街路に対するコミュニケーションツールであるファサードと実際の人々のアクティビティとの関連で、単独での店舗だけでなく群となって構成する商店街の個性化・差別化の指標にもなる点で意義深いと考える。
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