LogoMark.png

デザイン関連学会シンポジウム/2025 のバックアップ(No.1)


2025年度

デザイン関連学会シンポジウム

2025.06.25 更新



人間と道具のあいだ


開催趣旨

 デザインは、人間と道具の「あいだ」をかたちづくる行為と言える。人間と道具、人工と自然の「あいだ」にデザインがある。しかし近年、この「あいだ」は複雑化したり、見えづらくなったりしている。
 これまでの「人間と道具のあいだ」は分かりやすいものだった。
「人間」と「道具」のあいだの関係を考えることがデザインを考えることと同義であり、デザインは明確に「人間」と「道具」のあいだに存在し、人にとって使いやすいデザイン、人に豊かさをもたらすデザインを探求できた。
 しかし、近年、道具は社会的要請によってSDGsや持続可能性に関わるようになり、家電にしても、自動車にしても、自然素材の活用やリサイクル可能な素材の選択を求められるようになった。この取り組みでは、「人工」と「自然」の共存関係が主題であり、「あいだ」は大規模化、複雑化している。
 さらに、「あいだ」そのものが曖昧にもなっている。AIをはじめとするデジタル技術の急激な進化により、現実世界と仮想世界の違いもかつてのようにはっきりとしなくなってきた。
 今回のシンポジウムでは、デザインがかつてのような「人間」と「道具」のあいだにあったものとは異なってきていることを改めて確認し、現代のデザインの課題を捉えて、これからの社会に求められるデザインの役割、望ましい道具のありかたを共に考えてみたい。



日時・会場

芸術工学会パネリストについて

会員の皆様からパネリストを募集し(17日締切)、6月23日に選考会を開催いたしました。結果、芸術工学会推薦のパネリストとして越後正志氏(神山まるごと高等専門学校)にご登壇いただくこととなりました。



プログラム

(準備中)



シンポジウム概要

(準備中)



デザイン関連学会ネットワーク