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GS1データバーを利用した
食品の期限表示方法に関する研究

後藤 萌、 藤岡 定

A Study of the Way of Showing Expiration Date with GS1 Data Bar
GOTO Moe & FUJIOKA Sadamu
受理 2012/02/17、採用決定 2012/12/21【画像デザイン】

要約

食品表示は、消費者が口にする食べ物についての情報を得るための重要な手がかりである。しかし、現在これを信用できないと考える消費者は多く、食品事業者に対する不信感につながっている。 消費者にとって分かりやすい表示を実現し、消費者が安心して食生活を営むことができるようにするため、食品事業者に対する信頼を回復する必要がある。
そこで、 消費者が小売り店等で受け取るレシートに食品の期限を表示する「食品衛生管理紙」を考案した。これによって、食品の期限が把握しやすくなり、購入後の食品の管理に活用することができる。このレシートを実際に運用するためには、レジスターにて使用する新たなソフトウェアアプリケーションが必要となる。
本研究の目的は、「食品衛生管理紙」を実用化するために必要となるソフトウェアアプリケーションを制作することで、その実用化の可能性を明らかにすることにある。
まず、現在のPOSシステムおよびバーコードの仕組みに関する調査を行った。調査を通じて、「食品衛生管理紙」は現在のシステムでは実現は困難なものの、「GS1データバー」という新たなバーコードの規格を用いることで実用化可能だということが分かった。この新規格は国際規格として2014年のオープン利用に向けて現在準備が進められている規格であるため、今後の普及にも期待できる。
この新規格を利用して、「食品衛生管理紙」をレシートとして発行するためのソフトウェアアプリケーションを制作した。制作したものはPC上で使用するためのプロトタイプ版であるが、適切な処理を行えば店舗のレジスターでの運用も可能である。
今後GS1データバーが一般的なバーコードに取って代わることで、「食品衛生管理紙」は実用可能になることが明らかとなった。



Last-modified: 2017-06-13 (火) 17:46:19 (643d)