#author("2021-04-24T16:16:45+09:00","default:inoue.ko","inoue.ko") #author("2021-04-24T16:18:10+09:00;2021-04-24T16:16:45+09:00","default:inoue.ko","inoue.ko") *第85回 芸術工学会理事会 議事録 ~ -日時:2021年3月12日(金)10:00 ~ 12:00 -会場:オンライン(Zoom) -出席者:(理事15名、監事1名) (会長)齊木 崇人、(副会長)大井 尚行、森山 明子、 (理事)安齋 利典、井上 貢一、小川 博、加藤 公敬、小林 敬一、酒井 聡、相良 二朗、佐野 浩三、白石 学、真壁 友、増成 和敏、森野 晶人、 (監事)藤本 英子 -欠席者:(理事8名、監事1名) 青木 史郎、礒村 克郎、出原 立子、岡本 知久、黒田 宏治、中田 希佳、中林 鉄太郎、水野 みか子、(監事)有田 行男 -資料 資料1:第84回理事会議事録 資料2:会員の現況 資料3:夏期大会収支報告 資料4:秋期大会報告 資料5:秋期大会収支報告 資料6:シンポジウム「新・芸術工学とCOVID-19」 資料7:学会誌第82号特集企画「ポストコロナ社会における芸術工学の役割」 資料8:奨励賞報告 資料9:名誉会員推薦の件 ~ ~ **議事次第 -議長:齊木 崇人 -議事録署名人:井上 貢一、白石学(総務委員から選出) -記録者:学会事務局外部委託先・小野寺(一般社団法人FLAT) ~ ***1. 第84回理事会議事録確認の件 [資料1] 学会のWebサイトのアップロード済み。内容を確認し、問題がなければ署名押印いただく。 ~ ***2. 会員現状(新入会員、退会希望者、連絡不明者)の確認 [資料2] 相良二朗事務局長より、以下の通り現状の確認が行われた。 ・退会希望:3名 ・休会希望:0名 ・会費未納等による退会処理:1名 ・新入会:個人会員2名、学生会員2名(他入会金・年会費未納個人会員1名) ・正会員数:248名、総会員数:296名 ・2021年3月9日時点の会員数: 個人会員248名(海外在住2名を含む)、名誉会員7名、学生会員41名、法人会員0社、休会1名 ~ ***3. 2020年夏期大会「行政とデザイン」会計報告 [資料3] 加藤公敬大会実行委員より、2020年度夏期大会の収支について、以下の通り報告がなされた。 (新型コロナウイルス感染症流行のため、2020年度春期大会は延期され、夏期大会として実施された。) 〈収入:合計 ¥700,000-〉 ・芸術工学会 春期大会補助:¥500,000- ・武蔵野美術大学 開催補助:¥200,000- 〈支出:合計 ¥515,160-〉 ・総会シンポジウム運営(スタッフ3名、茶菓代):¥53,749- ・講師謝金(国内3名、海外1名):¥153,683- ・テープ起こし:¥38,270- ・文字起こし:¥30,770- ・記録号データ作成:¥100,770- ・製本(100冊):¥137,918- 〈収支差額:¥184,840-〉 大会記録については、2021年3月末発行予定の学会誌第82号に掲載されることが報告された。尚、シンポジウムの進行ディレクター費用については、無償であったため計上されていないとの説明があった。 また、大井尚行理事より、学会をオンサイトとオンラインのハイブリッド開催とした場合のノウハウ共有について質問がなされた。これについては、随時大会実行委員がアドバイス等の対応を行うこととなった。 ~ ***4. 2020年秋期大会「新・芸術工学とCOVID-19」実施報告 4-1. 大会実施報告 [資料4, 6] 相良秋期大会実行委員長より、以下の通り報告がなされた。 ・大会テーマ:新・芸術工学とCOVID-19 ・日時:2020年11月28日(土) ・会場:神戸芸術工科大学(オンサイトとオンラインを併用) ・オンサイト参加者:23名(うち発表者13名) ・オンライン参加者:47名(うち発表者26名) オンライン会議システムZoomを使用し、現地だけでなくオンラインからも参加可能という形式を採用した。しかしながらオンライン配信については、トラブルが度々発生したため、方法については今後も検討を進めていく必要があるとの報告があった。 また、シンポジウムについては、Youtube等にて会員限定での動画公開の提案がなされた。議長が議場に採決を求めたところ、満場一致で承認された。 ~ 4-2. 学会誌第82号特集企画の件 [資料7] 相良秋期大会実行委員長より、学会誌第82号特集企画「ポストコロナ社会における芸術工学の役割」について説明がなされた。 齊木 崇人会長、小林 敬一研究委員長、相良秋期大会実行委員長で企画を行い、1ヶ月程度原稿を募集したところ12件の投稿があり、これらは学会誌第82号に掲載されることが報告された。 ~ 4-3. 会計報告 [資料5] 相良秋期大会実行委員長より、2020年度秋期大会の収支について、以下の通り報告がなされた。 〈収入:合計 ¥94,420-〉 ・発表費(39件):¥78,000- ・非会員連名者発表費(12件):¥24,000- ・Paypal手数料(3件):¥420- ・発表者及び連名者未収金(4件):▲¥8000- 〈支出:合計 ¥211,182-〉 ・人件費(アルバイト10名、Zoomオペーレーション1名スクライビング(板書)1名):¥146,000- ・会場費(Zoom4回線、弁当、茶菓):¥56,928- ・消耗品(感染症対策、名札):¥6,841- ・支払い手数料:¥1,413- 〈収支差額:▲¥116,762-〉(未収金回収後:▲¥108,762) Zoomの回線については、現時点で1回線契約を延長していることから、学会員同士の交流等に活用してほしいとの提案がなされた。 また、藤本英子監事より、Zoomオペレーション費¥44,000の内訳について質問があった。これに対し、相良実行委員長からは、2名が丸1日作業に携わった場合の謝礼をベースに算出したが、卒業生への委託であったため、参考価格としてほしいとの回答があった。 ~ ***5. 2021年度事業計画の件 酒井聡総務委員長より、役員交代が完了後に計画を進めていくとの説明がなされた。 ~ ***6. 各運営委員会報告(含む奨励賞報告) 6-1. 企画委員会 大井尚行企画委員長より、少人数でのオンラインサロンミーティング実施等について、次年度に向けて検討を進めていく旨報告がなされた。 ~ 6-2. 研究委員会 [資料8] 小林研究委員長より、2020年度受付分の論文審査状況について以下の通り報告がなされた。 〈受付件数:合計15件〉 論文採用:9件 報告採用:1件 不採用:1件 修正中:2件 1次審査中:2件 また、酒井総務委員長(有田行男研究委員代理)より、2020年度奨励賞については未登録の推薦作品が複数あるが、3月15日を締切とし、登録を行うよう連絡等を進めているとの報告がなされた。 ~ 6-3. 総務委員会 酒井総務委員長より、役員の改選について説明があり、これについては後に再度検討を行うこととなった ~ 6-4. 特設委員会I (地域デザイン史) 黒田宏治委員長が欠席のため報告なし。 ~ 6-5. 特設委員会II (減災と復興へのデザイン力) 相良委員長より、「減災デザイン&プランニングコンペ2021」について以下の通り報告がなされた。 ・重点テーマ:with コロナ時代の減災デザイン〜新しい暮らし方のために ・応募期間:2021年3月11日(木)〜3月13日(水) ・1次審査:2021年4月 ・最終審査:2021年5月(予定) ・成果展示:2021年6月(見込み・新型コロナウイルス感染症の動向によって調整) ~ ***7. 2021年度春期大会について(大会事務局) 大井春期大会委員長より、以下のとおり草案が提案され、本日の理事会にて方針を確認次第、本格的に検討を進めていくとの説明がなされた。 ・テーマ案:「芸術工学の求心力とは何か」 ・提案背景:芸術工学は大学教育の検討から始まった。産業芸術から芸術工学、4本柱での開始にあたり、それを束ねる求心力はどのようなものであったのかを再確認するのはどうか。また、芸術工学の誕生から50年以上を経過して、芸術工学部や関連学科が広まる中で、それぞれがどのように芸術工学を捉えて発展させたのか等、3〜5校程度から話題をご提供いただき議論したい。 小林理事より、学会内外の交流や、それぞれが持つ芸術工学への期待について議論がなされると良いのではないかとの意見が述べられた。また、藤本監事より、公立大学の連携組織の動きの紹介や、防災と医療分野の連携を特集企画とするのはどうかとの提案がなされた。 また、オンラインにて実施する場合においても、会員間の交流促進のために、エクスカーションや懇親会の実施を検討していくこととなった。尚、大会候補日は5月29日(土)、6月5日(土)、6月12日(土)となり、臨時理事会にて内容の検討を進めることとなった。 ~ ***8. 2021年度秋期大会について(候補の確認) 臨時理事会にて再度検討することとなった。 ~ ***9. 理事及び役員改選の件 酒井総務委員長より、理事及び役員改選については、4月24日に開催される臨時理事会にて再度検討するとの報告がなされた。 また、出原理事、増成理事、黒田理事、真壁理事、青木理事の5名については、今期で三期連続での理事就任となるため、同組織内で新たな理事候補者を選出する必要がある旨が説明された。 大井副会長より、事務局長は理事が務める必要があるか質問がなされ、これに対しては理事が望ましいとの回答があった。加えて、これまでは神戸芸術校が大学事務局を担っていたため、同大学から理事を4名選出していたが、次期では、新事務局の九州大学から理事を4名選出すべきとの意見が出た。また、大井副会長より、次回理事会への理事候補者のオブザーバー参加の可否が問われたが、これに対しては同意が得られた。 ~ ***10. 名誉会員推薦の件 [資料9] 相良事務局長より、定款第10条に定められている通り、以下の2名を名誉会員へ推薦したいとの提案がなされた。 ・佐藤 優氏:1950生。会長、理事、大会長経験あり。 ・青木 史郎氏:1949年生。理事、大会長経験あり。 齊木会長より、名誉会員推薦に関する細則作成の必要性について指摘がなされた。これに対し、井上理事より、2014年8月28日に名誉会員規定が制定されていることから、これを元に細則を作成してはどうかとの提案があり、同意が得られた。 ~ ***11. その他 11-1. 次回臨時理事会開催日時 2021年4/24(土)10:00〜12:00に、オンラインにて実施することとなった。 以上 以上の議事を終え、12:00に議長が理事会を閉会した。 議事の要領及び結果を明確にするため、議長および議事録署名人は次に署名又は記名押印する。 ~ 2021年3月12日 議長 一般社団法人芸術工学会 代表理事 齊木 崇人 ㊞ 署名人 一般社団法人芸術工学会 理事 井上 貢一 ㊞ 一般社団法人芸術工学会 理事 白石 学 ㊞ ~ ~