#author("2020-07-14T19:54:09+09:00","default:inoue.ko","inoue.ko") #author("2020-07-14T19:57:10+09:00","default:inoue.ko","inoue.ko") *第82回芸術工学会理事会 議事録(案) ~ -日時:2020年3月13日(金) 14:00~18:00 -会場:神戸芸術工科大学梅田サテライトオフィス Curio-city 大阪市北区大深町4番20号 + オンライン会議(Zoom) -出席者: --(会長)齊木 崇人*、(副会長)大井 尚行、森山 明子* --(理事)青木 史郎、安齋 利典、礒村 克郎、井上 貢一、岡本 知久、黒田 宏治、小林 敬一、酒井 聡*、相良 二朗*、中林 鉄太郎、真壁 友、森野 晶人 --(監事)有田 行男*、藤本 英子* &small(* サテライトオフィスにて参加); -欠席者: --(理事)小川 博、出原 立子、加藤 公敬、佐野 浩三、白石 学、中田 希佳、増成 和敏、水野 みか子 ~ -資料 --資料1:会員の動向 --資料2:春期大会案 --資料3:研究委員会報告と提案 --資料4;代議員選挙結果の報告 --資料5:事務局運営委託に関する資料 ~ ~ **議事次第 ~ -議長:齊木 崇人 -議事録署名人:井上 貢一、森野 晶人 -記録者:学会事務局外部委託先・小野寺(一般社団法人FLAT) ~ ~ ***1. 第81回 議事録確認の件 小林理事修正分及び体裁の修正版をアップロード済み。内容を確認し、問題がなければ署名押印いただく。 ~ ***2. 会員現状(新入会員、退会希望者、連絡不明者)の確認 [資料01] 以下のとおり現状の確認が行われた。 ・退会希望:個人会員13名 ・休会希望:なし ・会費未納による退会処理:なし ・新入会員:10月以降なし ・増減:個人会員 -13名(入会金等未納者を除く) ・正会員数:239名、総会員数290名 ・2020年3月7日時点の会員数: 個人会員239名、名誉会員8名、学生会員43名、法人会員0社、休会2名 ~ ***3.各運営委員会報告(含む奨励賞確認) ***3-1. 企画委員会 3-1-1. 2020年春期大会の件 [資料02] 前回の理事会での論議をふまえ、振興会メンバーと協議しタイトルを変更。概要は以下のとおり。 -タイトル:「行政とデザイン」 -主催:芸術工学会・2020 春季大会実行委員会 -併催:デザイン振興会、武蔵野美術大学、芝浦工業大学 -春季大会日程:2020年5月16日 -会場:東京ミッドタウン「デザインハブ」 (日本デザイン振興会「リエゾンエンター」、武蔵野美術大学「デザインラウンジ」) -参加者:学会メンバーが中心。一般参加者へも呼びかけを実施。 -予算内訳 --武蔵野美術大学より開催助成を受けたため、シンポジウム及びシンポジウム後の懇親会参加費は徴収しない。(事前登録なし) --報告書作成:英語対応費含む --講師謝金・旅費:海外からの講師旅費含む -内容:2010年頃から、行政そのものや行政施策をデザインするという考えが見え始めた。この大会が、行政とそれが生み出す公的サービスをデザインの対象として明確に捉え、その可能性を探る学術的機会としたい。 -理事会 --日時:2020年5月15日(金)14:30〜(懇親会18:00〜) --会場:「デザインハブ」内 武蔵野美術大学「デザインラウンジ」 --懇親会会場もミッドタウン内予定(参加費予算:7,000円) -総会 --日時:2020年5月16日(土)11:00〜12:00 --会場:デザインハブ 日本デザイン振興会「リエゾンセンター」 -シンポジウム --日時:2020年5月16日(土)14:00〜18:00 --会場:「デザインラウンジ」奨励賞の展示、懇親会 「リエゾンセンター」講演会場 内容については概ね同意を得られたが、プログラム第三部のタイトルについては、“行政”という単語は使用せずに広がりを持たせた方が良いのではないかという指摘があった。これに対し、プログラム第三部タイトル「行政デザインの可能性」は、「豊かな社会をつくるために (-新しい行政デザインの可能性(もしくは役割)-)」という修正案が提案された。合わせて、LEE氏の講演タイトルは「行政・産業・学術(・市民)の役割」に変更を打診することとなった。 また、現況では新型コロナウイルス感染症への対応が求められているが、大会は延期せず実施するかという質疑に対し、実行委員会としては誠意準備を進めていくと回答。学会としては、開催するという前提のもと、最終判断は4月30日(木)に行うこととなった。 3-1-2. 2020年秋期大会の件 神戸にて開催する運びとなった。実行委員長については相良理事を候補者とし検討を行う。 ~ ***3-2. 研究委員会 [資料03] 3-2-1. 論文等審査結果報告の件 2019年度応募数は12件(うち採用5件、不採用3件、修正中3件、審査中1件)であった。 3-2-2. 「投稿規定」の改訂の件 (1) 抜き刷りについて/投稿規定17条の改定 前回の理事会で発議された学会誌のpdfデータ作成について、希望者にはノンブル入りデータを1件あたり2,000円で提供するという内容に変更。 これについて議論がなされ、以下の事項が決定した。 - 17条改定案冒頭「抜き刷りは作成しないが」は不要との指摘があり、この一文は削除することとなった。 - 提供にかかる料金が2,000円である根拠はないが、今後業務を外部委託することから、委託先の一般社団法人FLATへ見積もり依頼を行う。 - 現状では、各論文ページに採択日等が記載されていないという指摘を受けて、論文フォーマットを変更することとなった。(これまでの学会誌においては、各論文・論説・報告の採択日は、一覧ページにしか記載されていない。) (2) 投稿料の改訂について/投稿規定18条の改定 1論文あたりの投稿料を12,000に変更。(うち2,000円はJ-Stageへの搭載作業料金) 今年度はこの金額を作業費に当て、J-Stageの搭載作業を外部委託する。また、4月からの施工を想定していることについては、総会を通す必要の有無について指摘があった。これに対しては、総会を通した上で、4月1日に遡って運用することが決議された。 (3) 図の引用について/投稿規定4条の改定 他の論文、出版物の図を用いる場合に、引用と見傚し難い場合がある。その対応策として投稿規定4条の改定が発議された。 新たに「特に刊行物(論文・書籍等)からの図・表・写真などの引用・転載については、投稿者は予め原著者の許可を得るものとする。」という一文を追加するものであるが、「投稿論文〜侵害するものであってはならない。」という一文に本内容が含まれているのではないかという意見が出された。議論の結果、追記予定の文を「特に刊行物(論文・書籍等)からの図・表・写真などの引用とは認められない転載については、投稿者は予め原著者の許可を得るものとする。」と訂正された。 (4) 報告・論説のページ数について/投稿規定11条の改定 文書の種類とページ数が合わない場合があることから、以下のような変更を提案。 (1)論文:4ページ以上、8ページ以内 (2)報告:2ページ以上、8ページ以内 (3)論説:4ページ以上、8ページ以内 また、文書の種類の序列を変更すべきという指摘を受け、(1)論文(2)報告(3)論説ではなく、(1)論文(2)論説(3)報告という表記に変更することとなった。またこれに合わせて、投稿規定のタイトルや文章中の表記も変更する。 (5) 投稿規定12条について 投稿規定12条は①論説に対応していない、②要約の規定が4ページ未満の報告に対応していないという問題から、文章内に「論説」という単語を追記するなどの改定案が提案された。これに対し、和文の場合は要約は1コラム以内という規定方法ではなく、文字数で規定すべきだという意見が出され、フォーマットの変更も含めて再度委員会内で検討し、次回の理事会で再発議されることとなった。 (6) 投稿規定15条について 前回の理事会で発案された原稿修正期間について、本理事会で決議された。 [変更前] 15)審査の結果は、直ちに投稿者に通知する。「条件付き採用」の場合は原則として1ヶ月以内の、「再提出」の場合は原則として6ヶ月以内の原稿修正を求め、再審査を行う。 [改定案] 15)審査の結果は、直ちに投稿者に通知する。「条件付き採用」の場合は原則として1ヶ月以内の、「再提出」の場合は原則として3ヶ月以内の原稿修正を求め、再審査を行う。 (7) 論文等執筆要領について/5条の改定 キーワードを大文字で書くという例が多いことから、表記上の注意に記載方法を追記したいという提案がなされたが、具体例を示す必要があるとされ、次回理事会で再発議されることとなった。 (8) その他研究委員会運営に関する協議・報告 (8-1) 論説について 論説については審査基準や意味が明らかになっていないという現状を受け、研究委員会名で別紙『「論説」とその審査基準に関する見解』を学会誌次号に記載するという提案がなされた。これに対して、以下の意見が出された。 -理事及び研究委員の多数が文章をまだ精読できていないことから、各自持ち帰り、次回の理事会で論議してはどうか。 -まずは研究委員会内で議論した上で、その結果を共有すべきではないか。 -審査基準についての見解は、A4サイズ1枚程度にシンプルにまとめられているほうが良いのではないか。 -学会のウェブサイトに、小林研究委員長からのメッセージページを作成し、そこに記載するのはどうか。印刷物より迅速に学会会員に共有できる。 議論の結果、上記提案は研究委員会で再度検討し、研究委員会、委員長の見解としてWebサイトで公開することとなった。その際に論文、論説、報告をどのように弁別し審査するかの基準も合わせて協議される。 (8-2) 1次審査期間について 前回の理事会で1時審査期間の長さが指摘されたことから、10日、20日という目標期間の設定が提案されたが、あくまで方針として定められることとなった。 (8-3) 学会員以外の査読者について 英文論文への学会員ではない査読者への査読審査料の支払いについて報告があり、特例として認められた。 (8-4) 第三査読者への査読審査料について これまでは、第三査読者へ査読審査料を支払っていなかったという問題が提起され、これについては通常の査読者と同様に5,000円を支払うことが決議された。尚、論文投稿料のうち10,000円は2名分の査読審査料に当てられているが、第三査読者への査読審査料は学会が負担することとされた。 (9) インターネット公開指針について 前回の理事会で発議された学術論文等のインターネット公開方針の読み合わせが行われた。内容については決議され、これと合わせて「ホームページ」を「ウェブサイト」という表記に変更することとなった。 (10) 奨励賞について 今年度20件の申請があり、全て奨励賞として承認されたことが報告された。 ~ ***3-3. 総務委員会 3-3-1. 選挙結果の件 [資料04] 以下のとおり、2020・2021年度芸術工学会代議員選挙が行われた。 ・選挙者:役員・選挙管理委員会を除く年会費完納の個人会員175名 ・被選挙者:上記に役員を加えた200名 ・投票方法:学会ウェブサイト上に儲けたフォームで実施 ・選挙期間:自 2020年2月5日 至 2020年2月21日 ・投票率:39通(22.3%) ・選出方法:会員の10%を下回らない数で、得票数6票までの26名を選出 この結果を受け、総務委員会から得票数4票までの10名を代議員へ選出することが発議された。これに対し、学会の裾野を広げるためにも打診すべきであると決議された。 3-3-2. 事務局運営委託について [資料05] 事務局の一般業務及び学会誌の編集・発送業務を一般社団法人FLATへ委託した場合の費用が報告された。 ・一般業務受注費:¥396,000 ・学会誌編集費:¥118,250(うち秋季大会号:¥67,375、年度末記録号:¥50,875) ・発送費:¥190,600(年2回) 契約期間は3年とし、その後は1年単位で更新を行うことを想定している。また、学会誌の発送及び印刷費は実費清算として業務委託契約書を作成しているとの報告があった。 これに対し、学会誌編集、印刷に関する業務委託については妥当だと意見が出された。また、研究委員会からはJ-Stageへの論文追加業務について質問が出されたが、これは別途費用が発生するものとし、まずはJ-Stageとの登録に関するやりとりをふまえて改めて見積りを算出することとなった。加えて、選挙は2年毎の実施であるという指摘から、契約期間もそれに合わせて2年ごとに行うこととなった。 ~ ***4. その他 ***4-1. 定款変更について 総務委員会より、登記変更(住所変更)を行ったが、URLの修正漏れがあったとの報告があり、次回の総会で定款の変更として発議し、修正を行うこととなった。 ~ ***4-2. 学会誌80号について [資料03] 研究委員会より学会誌80号への春季大会記録、学会長挨拶、理事会・総会記録の追加、締切日、フォーマットの使用、印刷方法について発議され、全て可決された。 表紙のデザインについては、齊木会長が佐藤先生に打診し、次回以降の変更を検討することなった。 また、J-Stageにおける年号表記のズレ(下図参照)が指摘され、これについては業務を受託予定の一般社団法人FLATが4月以降に対応することとなった。 #image(fig1.png,,50%) ~ ***4-3. 学会Webサイトのリニューアルについて 学会のWebサイトで使用しているシステムを3月末にリニューアルするとの報告があった。これに合わせて、httpからhttpsに変更されることとなった。 ~ ***4-4. 芸術工学ダイアグラムについて 齊木会長より、芸術工学ダイアグラムを作成したとの報告があり、考え方を共有・議論したいとの提案があった。 これに対して以下のような意見が出た。 -大会で議論を行う場を設けても良いのではないか。 -ダイアグラムをもとに、どのような質問を投げかけるかによって議論の方向が変わる可能性がある。 -ダイアグラムを学会のWebサイトに掲載し、学会員にも広く共有するのはどうか。 RIGHT:以 上 以上の議事を終え、18:00に議長が理事会を閉会した。 議事の要領及び結果を明確にするため、議長および議事録署名人は次に署名又は記名押印する。 2020年3月13日 ~ 議長 一般社団法人芸術工学会 代表理事 齊木 崇人 ㊞ 署名人 一般社団法人芸術工学会 理事 井上 貢一 ㊞ 一般社団法人芸術工学会 理事 森野 晶人 ㊞ ~ ~