2021年度 デザイン関連学会シンポジウム
デザインの始源
現在、デザインの対象は多岐にわたり、対象への近接方法もまた多様である。またデザイン 行為と密接に関連する領域も、コンピューティング、ビジネス、食、医療福祉、行政、教育、 法律、倫理、と拡がりを見せている。既に「デザイン」の一語が何を指し示しているのか、 一人ひとりによってその理解や解釈は大きく揺れ動く状況にある。
そんな現在にあって、デザイナーやデザイン研究者たちはなにを「デザインの始源」とし て捉えてきたのだろうか。そしてそこに、デザインの普遍的な基礎を見出すことはできるの だろうか、それともなにをもって「デザインの始源」とすべきかは、時代により遷り変って いるものであろうか。だとすれば我々はいまなにを「デザインの始源」として見出すべきだ ろうか。
デザイン実践、デザイン史、デザイン教育、デザイン方法論をはじめとした多様なバック グラウンドを持つ各学会のメンバーからの発表とディスカッションを通じて、「デザインの 始源」、デザインが立ってよるべき根源的な視座を問いたい。
萩原周・水内智英|名古屋芸術大学、基礎デザイン学会
日時・場所
- 開催日時:2021年11月14日(日)
- 13:00 - 13:30 関連学会会議(デザイン関連学会担当者)
- 13:30 - 14:00 パネリスト打ち合わせ
- 14:15 - 16:15 パネルディスカッション
- 開催場所:オンライン会場(Zoom)
- 主 催:基礎デザイン学会(2021年度)
パネルディスカッション
司会
- 萩原 周 基礎デザイン学会 名古屋芸術大学
- 水内智英 基礎デザイン学会 名古屋芸術大学
パネリスト
- 松岡 由幸 日本デザイン学会 慶應義塾大学・早稲田大学
「自我のすゝめ 〜ブルシット・ジョブ化が進むデザイン」
- 藤田 治彦 意匠学会 大阪大学・神戸芸術工科大学
「中世から現在に至る disegno/ dessin/ design」
- 小林 敬一 芸術工学会 東北芸術工科大学
「デザイン始め・デザイン思考始め」
- 野田 尚稔 道具学会 世田谷美術館
「デザインの始源としての棟方志功」
- 小林 昭世 基礎デザイン学会 武蔵野美術大学
「複数の現在、複数の始原、複数の未来の全体像」
デザイン関連学会
- 意匠学会
- 基礎デザイン学会
- 芸術工学会
- 道具学会
- 日本デザイン学会
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