議事録草案が伊原久裕事務局長より共有された。第87回理事会議事録は、学会のWebサイトへアップロード済み。内容を確認し、問題がなければ署名押印いただく。
学会の電子公告におけるURL及び本部(主たる事務所)住所の変更に伴う定款変更を提案する提案書(電子媒体)を社員(代議員)に発送し、当該提案について社員全員から書⾯により同意の意思表⽰を得たので、当該提案を可決する旨の社員総会への報告及び社員総会の決議があったものとみなし、このことを記載した議事録草案が提案され了承された。
伊原事務局長より、以下の通り現状の確認が行われた。
伊原事務局長より、以下の通り報告がなされ承認が得られた。
有田行男企画委員長より、以下の通り報告がなされ承認が得られた。
有田企画委員長及び小野健太秋期大会長より、以下の通り実施計画が説明され承認が得られた。
6-1. 企画委員会
6-1-1. 2022年度春期大会について[資料5,6-1]
水野みか子2022年度春期大会委員長より、以下の通り2022年度春期大会実施計画が説明され承認が得られた。
・大会テーマ:「医療福祉が求めるアート:ヘルスケアアートの展望」
・日時:2022年6月11日(土)13:30〜(予定)
・開催校:名古屋市立大学
・開催場所:名古屋市立大学芸術工学部(愛知県名古屋市千種区北千種2-1-10)
・開催形式:オンサイト及びオンラインを組み合わせたハイブリッド形式(ライブまたは録画配信)
テーマ趣旨:医療福祉施設を利用する人々のストレスを軽減し、前向きな気持ちを引き出すヘルスケアアートの試みが進んでいる。ここではアート制作の主体、医療とアートの調整、アートの題材と質の視点から、医療福祉が求めるアートについて議論をする。医療とアートの出会いは、健康で持続可能な社会と人々のウェルビーイングを目指すものであり、感性と技術の交点でデザインの可能性を追求する芸術工学分野に新たな視点をもたらすものである。シンポジウムは鈴木賢一氏(名古屋市立大学)をコーディネーターとし、高野真悟氏(名古屋市立大学)、岩田祐佳梨氏(NPO法人チアアート)、由井武人氏(京都芸術大学)にご講演いただく。
尚、第30回総会は6月11日(土)11:00よりオンラインにて実施、第89回理事会もオンライン開催とするが、10日の開催が難しいことから、6月3日から9日の間を候補として開催日程を調整することとなった。
6-1-2. 2023年度春期大会について
藪内公美理事より、2023年度春期大会について、長岡造形大学を開催校とし計画の検討を進めている旨の報告がなされた。
6-1-3. 2021年度芸術工学会奨励賞について[資料6-2]
藪内理事より、2021年度は22件の研究が奨励賞に選出された旨の報告がなされた。
6-2. 研究委員会
6-2-1.論文等の審査状況[資料6-3]
小林敬一研究委員長より、以下の通り2021年度の審査状況について報告がなされた。
6-2-2. その他成果[資料6-3]
小林研究委員長より、年次活動成果として、大会発表梗概について審査の分担の実施、執筆要領並びに投稿フォームの改訂、審査のポイントを作成したほか、「論文・論説・報告の判断に関するガイドライン」を作成した旨の報告がなされた。
6-2-3. 決算報告[資料6-3]
小林研究委員長より、研究委員会収支として以下の通り報告がなされた。
・収入:¥200,000-(前年度繰越金、学会より)
・支出:¥200,000(査読料、通信費、繰越金)
6-2-4. 投稿論文等執筆要領の作成及び投稿規定の改訂について[資料6-4,6-5]
小林研究委員長より、投稿論文等執筆要領(和文)の作成に加え、以下の通り投稿規定を改訂する旨の提案がなされ承認が得られた。
論文・論説・報告 投稿規定 11)投稿論文・論説・報告のページ数は、和文英文を問わず、 4ページ以上8ページ以内とする。 ・審査の過程で必要と認められた場合は、これを超過する場合がある。 ・なお大会発表梗概(報告扱い)は原則2ページとし、 大会実行委員会の申し出があれば別に定めることができる。
6-2-5. 芸術工学会第5回論文賞(候補)の選考について[資料6-6]
小林研究委員長より、1月17日に1次選考会、2月28日に2次選考会を実施し、論文賞候補1点、論文奨励賞候補3点が選出された旨の報告がなされた。尚、1次選考会は理事並びに会員が、2次選考会は研究委員会及び岡村穣元研究委員長により実施された。
次に、論文奨励賞という名称の賞の設置、ならびに賞状等の贈答、受賞者による大会でのスピーチ実施について提案がなされた。
これに対して審議がなされ、賞の名称に関しては、全てを論文賞としそのうち優れた1点のみ「論文賞(最優秀)」とすることとなり、賞状等の作成は相良理事が担当、受賞者によるスピーチの実施は企画委員会及び2022年度秋季大会実行委員会を中心に検討を進めることとなった。加えて、受賞論文の受賞説明文については、小林研究委員長が文面を修正し、各受賞者に確認いただいたのちにWebサイト等で公開することとなった。
6-3. 総務委員会
酒井聡総務委員長より、総務委員会を中心としたslackの活用状況の報告及び他の委員会における導入推進の提案がなされた。
また、大井会長より、これまで個人の経験に依存してきた事務局ならびにWebサイトの運営業務について、新体制組織として、関係する伊原事務局長,酒井理事、井上理事との間で整理・検討を始めるよう要請があり、了承された。
6-4. 特設委員会I (地域デザイン史)
青木委員長より、従来のような共同研究型から、各地のデザイン活動を紹介、共有する活動へ移行する等、次年度に向けて実施体制の検討を進める計画であるとの報告がなされた。
6-5. 特設委員会II (減災と復興へのデザイン力)
相良二朗委員長より、減災デザイン&プランニング・コンペ2021へ14件の応募があり、書類審査を通過した9件について3月27日に2次審査を実施する旨の報告がなされた。また、昨年度より他組織で、同様のアワードが開催されていることから、今回をもって本コンペを終了したいとの提案がなされ、承認が得られた。これに伴い、85号以降の学会誌にて、これまでの受賞作品を紹介する等の報告を行うこととなった。
9-1. 定款施行細則の改訂について[資料7-1]
相良理事より、定款施行細則の第6条及び第22条の改訂について提案がなされ、承認が得られた。
9-2. 学会30周年に係る記念賞について
小川博理事より、学会創立30周年に合わせた記念賞の選出について提案がなされた。これに対し酒井総務委員長より、小林研究員長、小川理事らと共に検討を進めていきたいとの回答があった。
9-3. デザイン関連学会より2022年度計画について
井上貢一副会長より、2022年10月1日または11月5日開催予定の日本デザイン学会において、デザイン関連学会の開催が検討されているとの報告がなされた。尚、芸術工学会は2018年に開催を担当し、次回は2024年に担当予定であることから、今後検討を進めていくこととなった。
9-4.事務局移転の日程について[資料7-2]
伊原事務局長より、事務局住所の移転日を2022年3月31日としたい旨の提案がなされ、承認が得られた。
9-5.学会宛のアンケート調査への対応について[資料7-2]
伊原事務局長より、研究協力に関わるアンケート等の学会員への取次は、原則として芸術工学会会員からの依頼のみとする方針が提案された。また、井上副会長より、教員公募についても同様の対応としたいとの提案があり、どちらも承認が得られた。
9-6.名誉会員の推薦[資料7-3]
伊原事務局長より、以下2名の名誉会員への推薦が提案され承認が得られた。これにより、次回総会において提案がなされることとなった。
岡村穣氏:1951年生、副会長経験、理事経験、大会長経験(2013年秋期大会)
三木弘和氏:1951年生、理事経験、大会実行委員長経験(2013年秋期大会)
以上
以上の議事を終え、18:20に議長が理事会を閉会した。
議事の要領及び結果を明確にするため、議長および議事録署名人は次に署名又は記名押印する。
2022年3月11日
議長
一般社団法人芸術工学会 代表理事 大井 尚行 ㊞
署名人
一般社団法人芸術工学会 理事 相良 二朗 ㊞
一般社団法人芸術工学会 理事 佐野 浩三 ㊞