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議事録/理事会No.81 の変更点


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*第81回 芸術工学会理事会議事録
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日時:2019年10月25日(金)15:00〜18:00
会場:札幌市立大学サテライトキャンパス
〒060-0004札幌市中央区北4条西5丁目アスティ45 12階

出席者:(副会長)大井尚行、森山明子、(理事)青木史郎、安齋利典、井上貢一、
    岡本知久、小川博、黒田宏治、小林敬一、酒井聡、相良二朗、
    佐野浩三、真壁友、森野晶人、(監事)有田行男、藤本英子
オブザーバー:FabLab SENDAI-FLAT;小野寺志乃(理事会業務委託候補)
欠席者:(会長) 齊木崇人、(理事)磯村克郎、出原立子、加藤公敬、白石学、
    中田希佳、中林鉄太郎、増成和敏、水野みか子
議長:森山明子
署名人:小川博、酒井聡
記録者 安齋利典(大会開催校)

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***1. 2019年度 臨時理事会2および総会議事録確認について
・臨時理事会2議事録:現在準備中。
・総会議事録:第6回(通算第27回)2019年度 定時代議員(社員)
 総会議事録は、確認・捺印後、学会サイトに掲載済み。
・第80回理事会議事録:学会サイトに仮掲載済み。署名押印部分確認中。
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***2. 会員現状(新入会員、退会希望者、連絡不明者)の確認[資料1]
以下のとおり現状の確認が行われた。
・退会:個人会員2名
・休会:なし
・会費未納による退会処理:個人会員9名
・新入会員:個人会員12名、学生会員13名
・入会金・年会費未納者:個人会員2名、学生会員1名
・増減:0名
・正会員数252名、総会数303名
・2019年10月23日時点の現員:個人会員252名、名誉会員8名、
 学生会員43名、法人会員0社、休会2名、正会員252名、総数303名
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***3. 2019年度秋期大会について
札幌市立大学安齋理事より概要報告
10月26日(土) の予定は以下の通り。
・09:00〜11:50 … エクスカーションA
・12:50〜15:50 … 研究発表大会(口頭発表・ポスター発表)
・16:00〜18:00 … シンポジウム
・19:00〜21:00 … 懇親会。
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***4. 各運営委員会報告(含む奨励賞確認)
''4-1. 企画委員会''
特になし

''4-2. 研究委員会[資料2]''
-4-2.1.論文審査状況
今年度前半は8件と、多くの応募があった。ただし1本は、審査中の前論文と関係ある内容につき保留となった。査読の結果、条件付採用2件、再提出5件となっている。

-4-2.2.論文審査に関して
--①学会員以外への審査依頼について
これまで査読者は学会員にお願いしていたが、査読委員が学会員の専門性を把握していないこともあり、査読候補者が上がってこない状況である。規定では査読者は学会員に限らないため、会員以外に依頼することの可否をメール協議し、異議がなかったため、運用において学会員以外にも査読を依頼することとした。依頼条件は会員と同じである。
--②査読における、育成的配慮
査読にあたっては、倫理規程に関わる点と育成的観点から、下記を査読者に伝えることとしたことが報告された。
・査読から掲載まで守秘義務があること
・当該論文のアイデアを正当な引用ないし参照とせずに
 用いることはできないこと
・投稿原稿自体の可否のみではなく、採用に値するにはどうすべきかなど
 育成的観点からのコメントもお願いしたいこと

-4-2.3.J-Stage 登録作業ならびに早期公開機能について
--①公開オプションの早期公開機能
早期公開機能について資料を入手。資料2のp.4に掲載した。
--②今後の進め方について
準備期間を要することから今年度は早期公開オプションの導入はできないので、本従来通り学会のウェブサイト掲載によって採用とすることとした。
--③その他
・J-Stageへの登録に関する外部委託に関しては、年度末記録号の編集と
 併せて検討することとなった。
・査読審査期間ならびに再提出までの猶予期間が長すぎないかとの
 問題提起がなされ、投稿規定の改定を行い、2020年4月以降、
 論文・報告・論説の再提出までの猶予期間を3ヵ月とすることとした。
 査読審査期間については、短縮ができれば望ましいが、難しい場合
 もあり、実情を踏まえて次回にあらためて協議することとした。

-4-2.4.[協議事項]
--4-2.4.1.[協議事項] 1.抜き刷りの過渡的な扱いについて
3月の理事会で、J-Stageの早期公開オプションの導入を見込んで、抜き刷りを廃止することとしたが、投稿規定にはまだ抜き刷りの規定が残っており、昨年度採用論文の中で希望者が出ている。早期公開オプションの導入が見送られた本年度、この扱いをどうするかを検討した。この件については、研究委員会の方で希望者と相談し、pdf提供の可能性なども含めコストも考えて対処することとした。また今後の扱いについては、早期公開オプションの導入を見込む4月実施を目途に、次回の理事会で投稿規定17の削除を提案することとした。
--4-2.4.2.[協議事項] 2.論文等執筆要領の部分改定
これまでの文献参照番号が半角肩付きで見えづらかったため、「*1」から「*1」 に変更する案については、賛成多数により、論文等執筆要領の改訂をすぐに行うこととした。
--4-2.4.3.[協議事項] 3.大会発表梗概の登録
大会発表梗概もJ-Stageに載せるべきとの意見があり、継続審議とした。
 「インターネット公開指針」にある著作権に関する表記について、著作権は本人に帰属するものであり、学会に譲渡することはできないのではないか等の意見がある一方で、クリエイティブ・コモンズのような動きもあり検討を要するとの意見があり、研究委員会で「インターネット公開指針」の改定を検討し、次回の理事会に計ることとした。

-4-2.5.[提案協議事項] 
--4-2.5.1.[提案協議事項] 1.論文発表体系の見直しについて
論文発表体系に論説が加わったが、論説の投稿はまだないことに基づき、発表の形態として、さらに作品発表とプロジェクト研究を考えてはどうかとの問題提起が研究委員長よりなされ、現行のものも含めて各カテゴリーの意味や違いについて質疑がなされた。
--4-2.5.2.[提案協議事項] 2.査読候補者情報の収集とリストの作成
査読候補者を名簿作成などの機会に把握することができないかとの研究委員長からの問題提起に対して質疑がなされ、会員情報のアップデートの必要性などが指摘されたものの、専門性や学位、近年の活動状況などの把握のむつかしさも指摘され、総務委員会に検討をお願いすることとなった。
-4.2.6. 2019年度 芸術工学会奨励賞の申請及び提出方法について[資料3]
2018年度受賞者に対しては、事務局から学会誌を対象者に送付すること、2019年度 芸術工学会奨励賞の申請及び提出方法については資料3-1とすることが説明された。
 奨励賞の学会誌発表用のフォームが示されたが[資料3-2]、正規の論文との違いを明確にすることが求められた。例えば、縦棒を短くしタイトル部分のスペースを少なくする、上に奨励賞と入れる、縦棒をグレーにする等の意見が出され、それらを踏まえたフォーマット案を、12月に提案することとなった。

''4-3. 総務委員会[資料4]''
④-1 2019芸術工学会組織(案)に関して、薄いグレー部分は承認された。副課長の職掌は、組織論的には副会長は会長の補佐であり、会長と副会長で話し合うこととなった。
 学会外部支援組織(事務局業務委託先)の役割りにJ-Stageを加える。当面、ウェブの管理は従来通り。将来的にウェブの管理も委託先となるが、定型パターンの作業を依頼する。
 会員DBをクラウドに上げたい。セキュアなクラウドを探す必要がある。

''4-4. 特設委員会I (地域デザイン史)''
現在、休刊状態である。

''4-5. 特設委員会II (減災と復興へのデザイン力)[資料5]''
阪神淡路から25周年でもあり、継続したい。行きづまり感、マンネリズムに落ちいっている。コンペを見直しては、改善の余地はないかという問いかけに対して、次の意見が出された。
・学生のモチベーションを上げるために、例えばミッドタウ、
 JIDAミュージアム等で展示しては。
・受賞者のワークショップをやってはどうか。
・様々なところで災害ツアーを組むような、受賞者メリットをつけるべき。
 ただし、東日本大震災や中越地震の現場は行きにくいところにある。
 災害、減ることはないのでコンペは大切にしたく、継続検討となった。

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***5. 2020年度春期大会について(東京・大会事務局 青木理事)[資料6]
2020年の春期大会のタイトルは「デザイン行政・振興における学術の役割」とする。概要は、
・主催 芸術工学会・2020春期大会実行委員会
・日時 2020年5月16日
・場所 東京ミッドタウン「デザインハブ」
    日本デザイン振興会「リエゾンセンター」
・武蔵野美術大学「デザインラウンジ」
・今後のデザイン行政における学のありようについてのプログラムとなる。
 これに関してさまざまな意見が交わされたが、意見をもとに実行委員会を
 組織し、そこで検討することとなった。

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***6. 2020年度秋期大会について(候補決め)
・3月の理事会は事務局が決める
・秋の大会は、神戸か九州が望ましい。

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***7. その他
・酒井理事より、事務局業務のアウトソーシングについて説明あり。
 候補はFabLab SENDAI-FLAT。
 明後日詳細を、検討するが、費用と作業量を勘案して少しづつ
 進めることとなる。
・2019年度デザイン関連学会シンポジウム
 テーマ:モノの未来とデザイン-情報とのはざまで 
 日時:2019年11月15日(金)13:00~
 会場:慶應義塾大学 日吉キャンパス来往舎 大会議室
・理事懇親会:
 時間:18:30〜
 場所:理事会会場(札幌市立大学サテライトキャンパス)
    地下1階「二三一」(ふみいち)

以上
以上の議事を終え、18:00に議長が理事会を閉会した。
議事の要領及び結果を明確にするため、議長および議事録署名人は次に署名又は記名押印する。

2019年10月25日
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議長
 一般社団法人芸術工学会 副会長    森山 明子  ㊞
議事録署名人
 一般社団法人芸術工学会 理事    小川 博  ㊞
 一般社団法人芸術工学会 理事    酒井 聡  ㊞
記録
 一般社団法人芸術工学会 理事    安齋 利典  ㊞

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