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論文/視覚的テクスチャ・・ の変更点


#author("2017-06-13T19:53:23+09:00","default:sdafst","sdafst")
*視覚的テクスチャと色相の変化による視覚的軽重感
***木下武志、三宅宏明、前田美咲
Apparent Weight by Visual Texture and Shift of Hue
KINOSHITA Takeshi,MIYAKE Hiroaki & MAEDA Misaki
受理 2012/06/27、採用決定 2012/09/01【画像デザイン】
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***要約
 ディスプレイ上の視覚コンテンツにおいて、画面内のレイアウトの視覚的バランス操作を行う上で、画面上の構成要素に配色されている色の見かけ上の重さ(視覚的軽重感)が要因の1つとして挙げられる。視覚的軽重感について先行研究では、明度が大きな影響を与えていると報告されている。また、現状の視覚的コンテンツは、画像データを作成するアプリケーションソフトの発達により比較的簡単に画像の生成やレイアウトを行うことが可能となり、構成要素が色だけではなく視覚的テクスチャと呼ばれる質感を伴っていることが多い。これらの状況で視覚コンテンツの画面レイアウトの視覚的バランスをとるためには、色だけではなく、視覚的テクスチャを加えた場合の視覚的軽重感による重さの感覚量が求められると考えられる。
そこで本研究では、基本的な色相6色と視覚的テクスチャ4種類を選択して、それらを組み合わせた刺激でマグニチュード推定法を用いた心理実験を行った。その結果、色相を変化させることにより、視覚的テクスチャの視覚的軽重感が変化することや、色相を変化させたことによる影響として、基準刺激よりも軽く感じられる傾向が多くみられることなどが明らかとなった。
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