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「奇跡」シリーズ寄贈のご案内|森山明子 のバックアップ(No.1)


芸術工学会会員の皆さま

「奇跡」シリーズ受贈ご検討のお願い         

2023年3月

 『中川幸夫—花の奇跡—』『石元泰博—眼の奇跡—』の二○二二年発刊に続き、『新井淳一—布の奇跡—』を三月に刊行いたしました。中川幸夫(1918〜2012)は前衛いけ花作家、石元泰博(1921〜2012)はモダニズムの写真家、新井淳一(1932〜2017)は世界的なテキスタイルデザイナーです。中川と石元の没後一○年の二○二二年は、新井の没後五年にあたります。
 これら新書サイズ各400ページの評伝三冊を付録付き・ダストケース入りで、学会会員の希望者に贈呈したく、受贈をご検討願います。私家版ですが、会員が属する図書館または学部・学科・研究室のライブラリーに配架して、学生の使用に供していただければ幸いです。
 コロナ禍の二○二○年に時期を重ねて、それぞれ三人の個展が開催されたことがこの「奇跡」シリーズ企画の動機の一つでしたが、筆者の武蔵野美術大学退任を機に希望者にセットでお送りしたいと思いました。 

 先着30名とする予定ですので、受贈いただける方は以下を記してメールを頂戴できれば、3〜4月中に送付いたします。

 原著は、『まっしぐらの花——中川幸夫』(美術出版社、2005)、『石元泰博——写真という思考』(武蔵野美術大学出版局、2010)、『新井淳一——布・万華鏡』(美学出版、2012)、その改題・改訂版です。A5判ハードカバーの原著(造本:杉浦康平ほか)を今回はハンディーで自立する新書サイズ(デザイン:杉下城司)として、シリーズ完結で付録は『「奇跡シリーズ」の余白に……』(40p)。

なお、個人での入手は販売を委託しているオンラインブックショップでお願いします。
ATELIER info@books-atelier.com

森山 明子〈現・武蔵野美術大学デザイン情報学科〉
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