#author("2026-06-08T12:41:47+09:00","default:board","board") *デザインマネジメントにおけるフレームワークの評価視点 ***―地域中小企業のデザインマネジメント支援に関する研究(1) ***及川 雅稔 、 細谷 多聞 Evaluation Perspectives on Frameworks in Design Management ―A Study on Design Management Support for Local Small and Medium-sized Enterprises (1) ― (受付:2026.02.02 採用:2026.06.04) ~ ***要約 近年、デザインを重要な経営資源として活用するデザインマネジメント(DM)の重要性が高まっている。組織においてDM を効果的に推進するには、DM の理解促進や導入・実践の検討を支援する思考ツールとして、フレームワークの活用が有効である。海外を中心に多様なDM 関連のフレームワークが提案されている一方で、それらの特徴や活用効果を体系的に評価する視点は、これまで十分に検討されてこなかった。そこで本研究では、先行研究等のレビューを通じてフレームワーク評価に必要な視点と項目を特定するとともに、DM 分野における評価項目としての妥当性を検討した。その結果、2 視点(厳密性・適切性)と3 区分(開発段階・作成物・活用段階)が交差する構図のもとに、17 個の評価項目を位置づけた評価体系を構築した。この評価体系は、DM 関連のフレームワークの理論的検討と実務的活用の双方に資する基盤を提供する。特に、項目「省察性」は、DM が多様な言説等を横断する複合的実践であり、実践を通じて認識や価値判断の前提が形成・再編される活動であるとの理解に基づき導出することができた重要な評価項目である。 ~ ~