LogoMark.png

議事録/理事会No.90 のバックアップ(No.1)


第90回 芸術工学会 理事会議事録

日時:2022年11月18日(金)17:00〜19:30
会場:千葉大学墨田サテライトキャンパス(東京都墨田区文花1-19-1)、
   オンライン(Zoom)
出席者(理事19名、監事1名):(会⻑)大井 尚行、(副会⻑)井上 貢一、(副会⻑)藤本 英 子、⻘木 史郎、安齋 利典、有田 行男、伊原 久裕、小川 博、加藤 公敬、小林 敬一、酒井 聡、 相良 二朗、佐野 浩三、田邉匡生、中林 鉄太郎、平井 康之、水野みか子、森野晶人、薮内 公美、 (監事)森山 明子
欠席者(理事3名、監事1名):岡本 知久、白石 学、礒村 克郎、(監事)齊木崇人

資料

議事次第

1. 第88回理事会議事録、ならびに第30回総会議事録の確認[資料1]

伊原久裕事務局⻑より第89回理事会議事録ならびに第30回総会議事録については、理事会メー リングリストにて確認修正後、議事録署名人の確認を終え、学会のWebサイトへアップロード 済みである旨報告された。

2. 新入会希望者、退会希望者の報告/確認(事務局)[資料2]

伊原事務局⻑より、以下の通り現状の報告が行われた。

現況:正会員数239名、総会員数266名(個人会員239名、名誉会員10名、学生会員17名、法人 会員0件、休会1名)

3. 委員会報告

3-1. 企画委員会[資料3-1]
3-1-1. 2022年度 春期大会の開催支援
水野みか子実行委員⻑より、以下の通り報告がなされた。 大会テーマ「医療福祉が求めるアート ヘルスケアアートの展望」 日時:2022年 6月11日(土)13:30〜 会場:名古屋市立大学北千種キャンパス及びオンライン開催(Zoom) 大会実行委員⻑:水野みか子理事
参加者数:リアル参加 16 名、オンライン参加 63 名(うち学会員(一般)23名、非学会員(一般)4 3名、非学会員(学生)12 名) 医療福祉施設におけるホスピタルアートをテーマとし、シンポジウムを実施。非会員以外から の参加も多く見られた。(大会詳細は、芸術工学会誌86号にて報告予定。)
3-1-2. 2022年度 秋期大会の開催企画
有田行男企画委員⻑より、以下の通り説明がなされた。
大会テーマ「手触りとデザイン 〜リアルの価値の再考〜」 日時:2022年11月19日(土)10:00〜19:00 会場:千葉大学墨田サテライトキャンパス及びオンライン開催(Zoom) 大会実行委員⻑:小野健太氏(芸術工学会員) 発表、ライトニングトーク、特別講演、エクスカーションに加え、30周年記念賞及び論文賞の 授賞式、記念講演を実施する。
3-1-3. 2022年度 研究発表大会の企画、募集、運営
有田企画委員⻑より、2022年度秋期大会において、口頭発表26件、ポスター発表5件、ライトニングトーク7件が予定されていると説明がなされた。尚、査読は研究委員会と協働にて実施した。
3-1-4. 学会誌(大会号)の編集
有田企画委員⻑より、礒村克郎企画委員による編集のもと、芸術工学会誌85号(大会号)が11
月8日付で発行されたとの報告がなされた。
3-1-5. 2023年度 春期大会の開催企画
藪内公美企画委員より、以下の通り報告がなされた。
大会開催校:⻑岡造形大学
大会テーマ「デザインとエンジニアリングの多様な関係」 日時:2023年6月3日(土)午後より開催予定
大会実行委員⻑:真壁友氏(芸術工学会会員) 会場:オンサイト及びオンラインのハイブリットでの開催を予定 大会内容:シンポジウム、パネルディスカッション、作品展示等 大会前日夕方に理事会、当日午前中に総会を実施予定。テーマやシンポジウムの詳細について は、引き続き検討を進めることとなった。 また、有田企画委員⻑より、以下2点の業務課題の検討を行いたいとの提案があった。
(1) 持続可能な仕組みとするための体制の見直し(業務負荷とノウハウの平準化)
現状では委員⻑に業務負荷が集中していることから、次期担当者の負担が軽減できるよう、 分担体制を検討したい。
(2)業務の雛形形成と事務局(委託業務先)への業務移管検討 秋期大会における研究発表の募集(会員のエントリー)や入金確認等について、事務局(委 託業務先)への委託を検討したい。
これに対し伊原事務局⻑より、総務委員会内での委託業務の見直しと合わせて、業務委託先(F LAT)と調整を進め、次回理事会にて報告を行うとの説明がなされた。 以上の議案について、議⻑が議場に質疑を求めたところ、満場一致で承認された。

3-2. 研究委員会[資料3-2]
小林敬一研究委員⻑より、以下の通り報告がなされた。
3-2-1. 論文等審査状況(2022年度受付分)
採用3件、取り下げ1件、報告として修正中1件、修正中5件、審査中3件
3-2-2. 大会発表梗概について
・研究委員会及び安齋利典企画委員により発表梗概審査委員会を組織し、梗概の形式審査及び
内容審査を実施した。
・査読及び審査にClassRoomを導入。加えて、形式審査と査読審査を分けて実施した。
・学会誌85号の発表梗概を、秋期大会後にJ-Stageにて公開予定。
3-2-3.J-Stageへの論文、発表梗概等の登載について
・学会誌81号(2021年)35件、学会誌83号(2020年)25件の発表梗概をJ-Stageにて公開済み。 ・事務局と予算等を相談のもと、上記以前の発表梗概も随時公開したい。そのために、相良二 朗理事の協力を得ながら、過去の学会誌データ(pdf、Indesign形式等)の収集を研究委員会が 中心となり進めていく。 ・前回理事会で提案した、大会発表梗概のJ-Stage登載に係る告知文を作成した。 ・J-Stageにおける早期公開実施には、XMLファイルを作成する必要があることから、大学院生 等作業の適任者がいないか等引き続き検討する。
3-2-4.論文賞(第5回)表彰式について

秋季大会にて、論文賞受賞者4名による受賞記念講演を実施する。(大会詳細は、芸術工学会 誌86号にて報告予定。)
・学会誌85号掲載の秋期大会プログラム等、一部で「学会賞」と表記されているが、正しくは 「論文賞」であるとのアナウンスを、大会当日に行っていただきたい。
以上の議案について、議⻑が議場に質疑を求めたところ、満場一致で承認された。 また、小林研究委員⻑より、以下2点について意見が求められた。
(1)論文等審査手続きの改訂 ・省力化ならびに審査状況の把握を容易にする為、2023年1月より論文等審査のプロセスにGoo gle ClassRoomを導入したい。 ・プロセス変更に伴い、審査用の無記名原稿の作成、投稿時記入シートの作成なども併せて変更となる。
 これに対し大井尚行会⻑より、Google ClassRoom及び審査未経験者にも概要が把握できるよう、 研究委員会内で具体的な運用計画を作成いただき、それを元に再度議論してはどうかとの提案 があった。
(2)大会発表に関する諸課題 ・本秋期大会では、口頭発表時間10分、質疑応答5分としているが、大会発表を充実させるため に、今後は発表及び質疑応答時間を増加させられないか検討していく。
・J-Stageでの発表梗概の公開に伴い、口頭発表欠席者及びビデオ発表時の扱いを検討したい。 これに対し議論の結果、以下のように取り扱うこととなった。
・口頭発表欠席の場合:研究委員会の審議を経た後にJ-Stageにて公開するが、J-Stage上での 原稿種別情報を「発表梗概(未口頭発表)」とする。(尚、「未口頭発表」表記は、学会誌85 号以降に掲載された発表梗概より適用する。)
・ビデオ発表の場合:質疑応答は必須のうえで、やむをえない事情がある場合は研究委員会の 審議を経て事前録画ビデオでの発表も可とする。なお、同条件は今後も発表要件に明記する。

3-3.総務委員会[資料3-3]
3-3-1.代議員選挙管理委員案 伊原事務局⻑より、2022・2023年度代議員選挙管理委員を以下3名へ委嘱する旨の報告がなさ
れ、満場一致で承認された。
田村 良一氏(芸術工学会員/九州大学芸術工学研究院)
井上 朝雄氏(芸術工学会員/九州大学芸術工学研究院)
藤 紀里子氏(芸術工学会員/九州大学芸術工学研究院)
3-3-2.休会について
伊原事務局⻑より、既に3名の休会者先例があるものの、休会制度について定款等に規定されて
いないことから、この機会に制度化したいとの提案があり、休会届書案が共有された。
これに対し議論の結果、内規として草案することとなった。なお、休会においては、やむを得
ない事情に限ること、また2年を限度とすること等の条件を明記することとなった。
3-3-3.事務局との職務分掌について
酒井聡総務委員⻑より、会員データベース、会計ソフトウェア、Webサイトについて、業務の 簡易化を図るために運用方法の見直しを進めているとの報告がなされた。また、CumulusやPay palなど、年会費及び利用料の発生するサービス等も合わせて見直ししたいとの提案があった。 これに対し大井会⻑より、運用の見直しには異議はないが、Cumulusについては学会の方向性 と合わせて継続して検討すべきであるとの意見があった。
3-3-4.次回理事会開催日について
候補日時:2022年3月24日(金)17:00〜20:00頃 会場:オンライン開催(Zoom)のみを想定

4. 2023年度 秋期大会について
候補地となっている崇城大学 森野晶人理事より、業務内容や実施時期、大学事務局との擦り合 わせが必要であるとの意見があった。これに対し有田企画委員⻑より、2022年度秋期大会の小 野実行委員⻑への大会運営に係るヒアリング結果と合わせて、改めて業務内容等を説明させて いただきたいとの回答があり、引き続き検討することとなった。

5.その他
次年度以降のデザイン関連5学会の開催担当の学会について井上副会⻑より、以下の情報提供 があった。
・2023年9月30日(土) 担当:意匠学会
・2024年 担当:芸術工学会
以上の議事を終え、20:00に議⻑が理事会を閉会した。 議事の要領及び結果を明確にするため、議⻑および議事録署名人は次に署名又は記名押印する。

2022年11月18日

議長
      一般社団法人芸術工学会 代表理事 大井 尚行 印

署名人
      一般社団法人芸術工学会 理事 加藤 公敬 印
      一般社団法人芸術工学会 理事 酒井 聡 印