第70回芸術工学会理事会 議事録
日 時:2016年 3月26日(土) 15:00~17:00
場 所:グランフロント大阪 神戸芸術工科大学サテライトオフィス
出席者:有田行男、出原立子、岡村穣、加藤公敬、黒田宏治、齊木崇人、相良二朗、
佐藤優、玉田俊郎、藤本英子、真壁友、脇山真治(24名中12名出席)
欠席者:青木史郎、川北健雄、小林敬一、城間祥之、戸矢崎満雄、星加民雄、
松河剛史、増成和敏、森山明子、山畑信博
資料1:会員の動向
資料2:芸術工学会代議員選挙結果(2017年)
資料3:芸術工学会紙査読経過表(2016.3.23現在)
資料4:2016年(平成28年)度秋季大会について 2016.3.36
資料5:平成28年度 春季大会 2016.3.15
議事次第:
議長:齊木崇人会長
議事録署名:有田行男理事、玉田俊朗理事
記録者選出:真壁 友理事
会長挨拶: 略
1. 69回理事会議事録の確認(公開済み)
webに公開済の理事会議事録について再確認、了承された。
2. 代議員選挙の結果(選挙管理委員会・事務局)
代議員選挙 2016~17年の報告 資料(2)の通り選挙結果についての報告が事務局よりなされ、
資料の通り、36名の次期代議員が確認された。
3. 会員現状の確認(事務局)
資料1:会員の動向
退会3名、死亡による退会1名、会費未納による退会処理 10名
会費未納による退会処理中
池田美奈子、清須美匡洋、学生会員の鄒 晨燕(シュウ シンエン)
上記3名は学会で活動もしているので要確認。この3名を除いて退会処理
新入会員 4名が承認された。
4. 委員会報告
4-1 企画委員会(佐藤理事)
フィンランド国際会議の確認
4-2 研究委員会(出原副会長)
査読経過表(資料3)の報告
異議申し立て1件(15-T-06) 再提出。その他資料の通り
奨励賞の報告 18件の推薦
神戸芸術工科、東北芸術工科、札幌市立、武蔵野美術、名古屋市立、静岡文化芸術
学会のwebサイトで報告
審議事項:
・NII-ELS からJ-stageへの移行に関して(学会誌のオンライン公開)
・J-Stage利用開始後の論文本文データ閲覧に関して、
認証機能(パスワード入力)を利用するかどうか検討
・利用する場合、認証を解除(フリーアクセス)するまでの期間:?か月 ⇨0(即時オープン)
・学会の社会への役割としてなるべくフリーにするべきではないか
・要旨とキーワードの整理が必要ではないのか
・論文の書き方についての注意が必要
・特許に関連する項目がある場合には注意が必要。
・博士論文では査読を通った証明があれば問題にならない(デザイン学会では6か月)
・事情のある場合には掲載号をひとつ先に送るなど、
投稿時に掲載時期を選ぶ(論文投稿に一文加える)。
採択されたかどうかの掲載も本人に確認する。
・J-Stageの公開は平成29年以降になる見込み
・2012年以前のデータが公開されていない。開催大学がデータを持ってる?不明。
研究委員会が中心になって過去のデータを整理
J-Stageで過去の分もまとめて掲載できるように準備をする。
ノンブルの問題、印刷業者からノンブルの入ったものをDVDで渡してもらうなどの手配が必要。
4-3 総務委員会 (事務局)
春、秋の大会、議題の調整 事務局と調整して進める
Webの管理(議事録、メーリングリストの管理)
松前先生がお亡くなりなって
追悼号 フィンランド号に松前先生を偲んで、
皆さんからメッセージを頂いて掲載、9月発行予定
4-4 特設委員会Ⅰ(地域デザイン史)(黒田副会長)
日本地域デザイン史 秋の発行を目指し、4月~5月の入稿を目指して活動している
4-5 特設委員会Ⅱ(減災と復興へのデザイン力)(相良理事)
減災バンダナデザインコンテストの実施
減災デザイン&プランニングコンペティション2016
69点応募 人と防災未来センターにて展示公開
審査会 4/16開催予定
研究会開催、クルムスでのワークショップ開催を計画中
4-6 特設委員会Ⅲ(創造都市ネットワーク)(岡村理事)
秋期大会にてセッションを運営し、研究発表者によるディスカッションを行った。
今後は討議内容についてアーカイブを作成し、学会誌に掲載する。
4-7 特設委員会Ⅳ(国際連携)(玉田理事)
クルムス、アソシエイトメンバーになり、これをきっかけに国際連携を広げたい。
今後フレーム作りをしたい。各研究委員会から会員に公募を送る。
国際連携と創造都市ネットワークで連携での取り組みを検討する。
4-8 特設委員会Ⅴ(芸術工学の課題と展望)(小林理事:欠席)
5. 2016年度春期大会について (佐藤理事・玉田理事)
資料5の報告
フィンランド通訳は角井(つのい)さんに依頼している
6. 2016年度秋期大会について(藤本理事)
キャンパスプラザ 京都駅前を予定しているが5月1日に抽選が行われる
日程案:11/18(金)~20(日) or 11/25(金)~27(日)
キャンパスプラザの予約状況により変更有り。
テーマ(案):創造都市、国際連携、文化と芸術工学
日程予定:
金 理事会
土 キャンパスプラザを会場に大会
日 エクスカーション
○大会のテーマについてフリーディスカッションをおこなった
以下に話題を列挙する
転換期、伝統工芸、ボッチデザイン 問屋
徳島大学 ABA Fab Lab.
Fab Labと伝統工芸
デザイナーからのアプローチがない
飛躍した英知
ディレクション力がなくなっている。従来の問屋はディレクションを担っていた
デザイン、芸術、ディレクションと言ったことをつなげて考え学会として
新しい職能を生み出す必要がある。
背景を捉える必要がある。
表面に絵を描けばデザインなのか、もっときちんとしたデザインを考える必要がある。
芸術+工学ではなくて 芸術工学
学会はもっと具体的な提案までつなげていく必要がある。
職人が使う道具を作る職人がいなくなっている。
そこまで考えるのがデザインと工学の役割ではないか
そういったものをアーカイブするのも役割ではないか。
的を絞って京都で深化させてはどうか
京都の職人さんがどのようなネットワークで仕事をしているのか、その可視化ができないのか。
投稿スケジュールを早めに出してもらえるとありがたい。
次回理事会までに藤本理事がテーマ案等を提案することとなった。
7. その他
事務局の負荷軽減について
webの管理について
次回の理事会と総会について
5月22日(日)
場所:グランフロント大阪 神戸芸術工科大学サテライトオフィス
11:00~理事会
午後 総会および春期大会報告会
以上の報告・討議を終え、17:00に議長が理事会を閉会した。
以上の議事の要領及び結果を明確にするため、
代表理事および議事録署名人は次に署名又は記名・押印する。
2016年3月26日
議長
一般社団法人芸術工学会 代表理事 齊木 崇人 ㊞
議事録署名人
一般社団法人芸術工学会 理事 有田 行男 ㊞
一般社団法人芸術工学会 理事 玉田 俊郎 ㊞
記録
一般社団法人芸術工学会 理事 真壁 友 ㊞