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議事録/理事会No.54

第54回芸術工学会理事会議事録


日 時:2010年11月12日(金)16:00〜18:00
場 所:静岡文化芸術大学(浜松市)
出席者(敬称略・50音順):
<会長>佐藤優 <副会長>齊木崇人、森山明子
<理事>出原立子、井上貢一、岡村穣、小川博、沖和宏、加藤公敬、黒田宏治、土田知也、水野みか子、星加民雄、山畑信博
<監査>小林敬一

議長選出 森山明子
記録者選出(議長より指名) 黒田宏治

会長挨拶(佐藤優)
本日はお忙しいところ皆様ご出席ありがとうございます。春期大会の記録号は九州での担当でなんとか発刊の運びとなり、また明日の秋期大会は静岡文化芸術大学にお世話になります。先日事務局の引き継ぎも行い、来年4月から神戸芸術工科大学にスムーズに移行できると思います。私の任期もあと少しですが、皆様のご協力よろしくお願い致します。

1.第53回理事会議事録の確認(小川)
・配付資料4「第53回芸術工学会理事会議事録(案)」により確認された。

2.第18回総会議事録の確認(小川)
・配付資料5「第18回芸術工学会総会議事録(案)」により確認された。

3.会員現状の確認(佐藤)
・新入会員、退会会員、除籍会員について、配付資料1「芸術工学会新入会員一覧」、資料2「退会希望者一覧」、資料3「除籍医・連絡不明者一覧」により確認された。昨日段階の会員数が303名、今回承認されたのが新入会16名、退会7名、除籍4名で、現在の会員数は308名となる。
・入退会に関連して、芸術工学会では年度のはじめが明示されていないと指摘されたことがあり、会則に明示するかは検討を要すが、どこかで明確にする必要がある。

4.2010年度秋期大会について(黒田)
・明日(11/12)が静岡文化芸術大学(浜松市)にての秋期大会当日になる。手元配布は梗概集の学会誌54号である。従来は直前にプログラム掲載含む梗概集が送付されるかたちだったが、今回は会員に1月前に大会プログラムを配布するかたちを試みた。今回の大会では口頭発表が33件、作品発表が8件の計41件になった。ここ数年では若干少なめの印象だが、作品発表は増えてきている。明日(11/12)9:30より3会場で研究発表の分科会をスタート、昼休みに続いて作品発表の時間を確保、その後に予定通り本学の有馬理事長の特別講演、引き続き研究発表の分科会となる。なお、今回はテーマ分科会という試みを入れて、会員の研究発表に加えて2件の招待報告を行い、発表者、聴衆交えてディスカッションを行う予定である。是非とも皆様にはそちらにも参加いただきご意見等賜れればと考えている。夜は懇親会、翌日は掛川方面へエクスカーションの予定である。

5.2011年度の春期大会・秋期大会について(森山ほか)
・春期大会は約10年ぶりに武蔵野美術大学で開催の予定である。日程は6月25日を第一候補。武蔵野美術大学では今年図書館(約5000?)が新設され、来年は美術館(約5000?)がオープンの予定であるが、最近多摩美術大学の新図書館のオープンなどもあり、大会前後にそれら図書館ツアーも検討したい。その場合、理事会は新宿サテライトでの開催も想定される。なお、その時期には新美術館では荒俣宏収蔵品展示が予定されている。
・秋期大会は、金沢、秋田、長岡など候補が考えられるが、継続審議としたい。

6.部会・運営委員会報告
6-1.企画部会
・上海大会にて中国工業設計協会(日本では学会に相当)と国際学術交流協定を結んだので、今後交流活動など検討を進める。
6-2.研究部会(岡村)
・投稿論文の査読、掲載は順調に進んでいる。学会賞は54号に掲載、53号には16題の奨励賞、学会賞受賞論文の候補論文も今回は初めて一覧で掲載した。(配付資料6「査読経過表」参照)
6-3.総務部会(小川)
・横幹連合の件、加盟の依頼が来たので、総務部会で調査・検討してきたが、芸術工学会としては時期尚早と思われる。引き続き検討する。(配付資料7「横断型基幹科学技術研究団体連合(横幹連合)からのご案内の検討」参照)
・特許庁の方から連絡があり、デザイン系の学会と話を持ちたいということで、総務担当として出席した。先方からは、幅広く学会とも連携して特許に関する認知を上げていきたい、ついて関連する学会との関係も継続的に検討していきたいとのことだった。春の理事会の際に特許庁担当者に来てもらい、今後の対応について話し合うということとする。

7.その他
7-1.会誌について(小川ほか)
・本年度は53号は刊行済みで、54号が今回の大会号で刊行されたばかり、55号が今回大会の記録号で年度内に発行予定、以上が本年度の予定である。予算的に問題がなければ、数年に一回くらいテーマ号の発行も検討していく。
・会誌発行に関連して、論文掲載のカラー頁の扱いで検討を要す事項がある。54号の論文掲載でカラー頁を多く使っている人がいて、2本で20万円請求した例があるが(抜き刷り含めて)、印刷費が低下するなかで高すぎるかもしれない。
・もともと印刷費実費を徴収するかたちだったので、印刷費状況を勘案して、来年度からはカラー頁1頁あたり1万円とすることとする(現在は2万円)。ついて、少なくとも現段階でも大きく差のない金額とするのが適当であり、54号掲載分にも前倒しで適用することとし、超過分は返金するかたちとする。
7-2.2011年度以降の事務局引き継ぎについて
・先日、神戸芸術工科大学より相良先生、田頭先生に福岡まで来てもらい、事務局業務の引き継ぎを行った。(佐藤)
・神戸芸術工科大学で事務局を引き受けることとした。一室を芸術工学会事務局のために用意して、事務局担当者を1名はりつけ、相良先生、田頭先生がマネジメントを担当する体制とする。鈴木先生の学会創設時の資料等も引き取り、事務局スペースに書棚を新たに設けて整理・保管する。(齊木)
・関連して来年4月より事務局が移転することをWEB上で案内することとし(既に53号には事務局移転の案内は掲載)、学術団体登録の変更も行う。(小川)
7-3.10期の役員選任について。
・前回改選時は、私と岡村先生と佐藤会長は留任というかたちだったが、今度はいずれも現職退任となる。それも含めて3月の理事会に向けて構成案を作成していかなくてはいけない。(配付資料9「芸術工学会理事・運営委員」参照)(小川)
・理事退任の方は後任を推薦いただけるとして、少し若返りも含めて、次年度の体制について検討していく。(佐藤)
7-4.次回の理事会について
・例年は東京での開催だが、次回は事務局移転もあるので、神戸にて3月26日(土)とする。

・議長が閉会を宣言し、第54回理事会が終了した。(18:00)




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Last-modified: 2020-04-10 (金) 10:59:29