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議事録/理事会No.59 の変更点


*第59回芸術工学会理事会議事録
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日 時 : 2012年6月29日(金)  15:00〜18:00
場 所 : 東北芸術工科大学 大学院仙台スクール AER 7F (仙台市青葉区中央1-3-1)
出席者 
<会長>齊木崇人
<副会長>岡村穣、小川博
<理事>沖和宏、川北健雄、黒田宏治、小林敬一、相良二朗、白石学、玉田俊郎、土田知也、
    戸矢崎満男、東恵子、星加民雄、三木弘和、柚木泰彦、脇山真治、井上貢一
<名誉理事>佐藤優、森山明子
<監査>出原立子

議 長 : 小川博(会長指名)
記録者 : 井上貢一(議長指名)
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会長挨拶

本学会は今年で20年。3つの特設委員会、クムルスへの加入など、
国際社会との連携を次のステップと考えたい
また会員増にも力をいれ、大きな躍進の年としたい
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資 料

1) 会員の現状、入退会希望者
2) 論文等査読経過表
3) 特設委員会I 地域デザイン史事業計画
4) 平成23年度収支決算報告、会計監査報告
5) 減災デザインコンペ2013
6) 平成24年度秋期大会開催案
7) 平成24年度予算案
8) 20周年記念賞について 案
9) 平成23年度事業報告
10) 平成24年度事業計画
11) 春期大会参加者
//ほか
//理事会議題


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1. 第58回理事会議事録の確認

-事前メール回覧にて、修正・確認済みとして、承認された
-すでにWebにて会員へ公開済み
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2. 学会事務局関連の審議事項

2.1.新入会希望者、退会希望者の報告/確認

-入会 個人会員3名 学生会員1名
退会 個人18名 シニア1名 学生10名 海外3名 計32名
-以上が承認され、現状は、以下のとおりとなった
個人会員 291(海外会員内数12) シニア会員 6 名誉会員 7 法人会員 1 学生会員 34
会員数は339で、新会則では正会員数 305となる
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3. 平成23年度事業報告

3.1. 委員会報告

3.1.1. 企画委員会
-春期・秋期大会の企画を行うとともに、20周年に向けて学会賞の検討を行った

3.1.2. 研究委員会
-学会WEB上に査読を終えた論文の概要掲載をはじめた
-また総務委員会と共同でCiNii(国立情報学研究所論文データベース)を通じて閲覧ができるようにした
-過去の論文についても学会誌を送付している
-査読の現状について、今回は2件、不採用となっているが、経緯については、投稿者にも説明を行っている

3.1.3. 総務委員会
-各種規定の整備、学会Webサイトの充実、FaceBookグループの開設等を行った

3.1.4. 特設委員会? 地域デザイン史(森山)
-編集委員会を開催し出版計画を作成。2012年度内の発行を目指す
-取り上げる地域(主筆)は、旭川(澁谷)、山形(早坂)、金沢(出原)、
静岡(黒田)、神 戸(大田)、福岡(青木、古賀、森田)

3.1.5. 特設委員会? 減災と復興のデザイン力(相良)
-「減災デザイン・プランニング・コンペ2012」を開催
-応募点数は24件。2012年度春期大会会場にて表彰式を行う

3.1.6. 特設委員会? 創造都市ネットワーク(川北)
-秋期大会のテーマ企画を行った
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3.2. 大会の報告
-既に前回理事会で報告済みのため省略
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3.3. 平成23年度決算報告及び監査報告(相良)

-資料にもとづき説明が行われ、承認された
-留意事項として、特設委員会が予算を全部使うと繰り越しが極端に減る点が指摘された
-繰り越し金が大幅に減っていく案は健全とはいいがたい。今後、要検討
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3.4. その他

-平成25年度科学研究費の分科細目にデザイン学が正式に登録された
総合系 複合領域 デザイン学 細目番号1651
-キーワード
(1)情報デザイン(コミュニケーション、メディア情報、コンテンツ、インタラクション、インタフェイス)、(2)環境デザイン(建築、都市、ランドスケープ)、(3)工業デザイン(プロダクトデザイン、ユニバーサルデザイン)、(4)芸術、(5)美学、(6)デザイン史、(7)デザイン論、(8)デザイン規格、(9)デザイン設計支援、(10)空間・音響モデリング、(11)デザイン評価分析、(12)デザイン教育
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4. 平成24年度事業計画

4.1. 委員会報告

4.1.1. 企画委員会(佐藤)
-春期大会、秋期大会のサポートを行う
-特に秋の大会については、20周年記念としての大会の計画に関わる

4.1.2. 研究委員会(岡村)
-論文査読、奨励賞等、例年どおりに実施する
-論文については、過去のものについても、そのタイトルを抽出するなどして、Web上に紹介していく

4.1.3. 総務委員会(小川・井上)
-草創期の資料等の収集を行い、学会の情報を整理しつつ、その基盤固めを行う
-情報はWeb上にアーカイブしていく

4.1.4. 特設委員会I	地域デザイン史(森山)
-「日本・地域・デザイン史」出版計画について、資料にもとづき説明が行われた
-1)流通形態
全国流通を前提に、出版社が決定し、具体化の段階に入り始めた
-2)予算
出版に必要な経費は、出版社から当初会員配布ほかのために買取する費用約100万円と、
240ページにわたる最終データ製作費用である
最終データ制作は今後の各地域からの入稿状況や作業内容、体制によるので、
今時点では額を確定できないが、年20万円の2年間にわたる委員会活動費の一部と、
買取した本の予約受付・販売による収入から支出したい
買取り費用に関しては、発刊が期末の予定なので、今年度予算から60万円、
次年度予算から40万円を支払うことを提案したい
-3)日程
各地域の原稿完成と入稿を10月末、発刊3月末を目指している

4.1.5. 特設委員会II	減災と復興へのデザイン力(相良)
-コンペ2013を企画。海外へもPRして、拡大をはかる

4.1.6. 特設委員会III	創造都市ネットワーク(川北)
-ユネスコの「創造都市ネットワーク」の認定都市に限らず、
国内外の様々な都市の固有文化と文化産業に着目したネットワークづくりを進めていく
-秋の大会では、研究発表において特定テーマ「創造都市ネットワーク」を設け、意見交換等を行うこととし、
経験のある出原委員や主催校の方々とも話し合いながら進めていく
-また、クムルス等、芸術工学関連の国際機関についての情報収集を行い、
今後の連携活動の可能性を検討する
-既に5/24-5/26にヘルシンキで開催されたCumulusの大会に、岡村委員と川北が参加した
これについては、翌日の総会でも簡単に報告する

4.1.7. 春期大会(東北)(三木)
-翌日の予定について、説明が行われた(大会概要については公開済みのため省略)
-その他、懇親会とエクスカーションは、東北芸術工科大学の小林理事のプロデュースにより実施される件、
また東北福祉大学・美術工芸館の計らいにより、学会員は名札の提示により、
9:00から見学が可能となっている件が報告された

4.1.8. 秋期大会(東京)(玉田)
-大会テーマ「日本のデザイン教育の歴史と未来」
-会場は東京造形大学
-12月7日(金) 理事会(八王子学園都市センターを予定)
-12月8日(土) 研究・作品発表、企画セッション、懇親会、学会奨励賞パネル展示
-12月9日(日) エクスカーション (墨田区周辺で下町から近代高層建築を見学)
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4.2. 平成24年度予算案(事務局)

-提出された予算案に対して、前年実績及び新規の取り組みを鑑み、以下のような修正案が出され承認された
・クムルス年会費他として 16万
・20周年記念事業費として 10万
・総務の予算を減額して 5万
・事務局運営費を 35万 → 25万へ減額
以上、翌日の総会での予算案に反映する
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5. 20周年記念事業について

-20周年学会賞の選定基準及び今後のスケジュールについて
秋期大会を記念大会と位置づけ、以下の賞について授賞式も行う
・学会活動の功績を称える「記念賞」 → 総務委員会
・優れた研究を対象とする「学術賞」 → 研究委員会
・各地域での活動の功績を称える「特別賞」 → 企画委員会
-7月までに候補案をそれぞれの委員会で選定
-各委員会に一任のかたちで、表彰方法、副賞はどうするなど、10月までに決定
-12月の大会にむけて表彰状等を事務局で準備する
-前回理事会で候補に上がった「Web大賞」については、
今後、選定方法等を検討して、論文、大会発表とは異なる位相で、
会員の活動を活性化させる契機とする → 総務委員会
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6. 第20回芸術工学会総会の議案について

-審議の結果、以下のとおり決定した

-議案1号
1. 2011年度事業報告(事務局・資料1)
2. 2011年度収支決算報告(事務局・資料2)
3. 2011年度会計監査報告(事務局・資料2)
-議案2号
1. 2012年度事業計画(事務局・各委員会・資料3)
2. 2012年度予算計画(事務局)
-議案3号
20周年記念事業について(総務)
-議案4号
会則改正 : 名誉会員・シニア会員の正会員化について(総務)
その他
1. 秋期大会について(東京造形大学)
2. その他
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7. その他

7.1. Cumulus クムルスへの加入について(岡村)

-クムルスへの加入について提案が行われ、デザインに関わる組織と組織の連携を前提とした、
アソシエーションメンバーとしての参加へ向けた準備を進めることで一致した
-加入に際しては、推薦をとりつけることが必要。調印はヘルシンキで行われる
-それにともない、年会費1500ユーロを予算案に組み込むこととなった
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7.2. ADADA 日韓台の学会アライアンスへの加入について(相良)

-今回は保留。 次回理事会にADADA会長を招いて説明を求める
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17時55分、会長が議事の終了を告げ、第59回理事会を閉会した

(記録:井上貢一)
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