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論文/チュニジア障害者の意識 の変更点


#author("2017-06-13T19:17:06+09:00","default:sdafst","sdafst")
*チュニジア障害者の意識
***−日本とチュニジアの比較調査
***SAMI BEN FRADJ, 相良二郎
Disability Awareness in Tunisia -Comparison survey in Japan and Tunisia
SAMI BEN FRADJ, Jiro SAGARA
受理:2015/9/8, 採用決定:2016/2/5【ユニバーサルデザイン】
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***要約
「現代社会の発展に関わらず、地球規模の大きな変化が障害の捉え方と障害のある人への差別解消に対して起きている」と、世界保健機構(WHO)の「障害に関する世界レポート」において示され、その中で障害のある人がいかに彼らの社会参加を妨げる差別と障壁に直面しているのかを明らかにした。多くの障害のある人が、権利が認められていない途上国に住んでいる。この不平等は、経済面、政治面、民主的でないなど複数の理由が挙げられ、社会の関心の低さもその中の一つである。この研究の背景は、あらゆる面で最近劇的な変化を遂げたチュニジアを一つの発展途上国のモデルとして、障害に対する社会的関心を高める方策を見出すことである。本論では、チュニジアにおいて障害に対する社会的関心に関連する取り組みの状況についての研究について述べる。著者ら
は、社会的関心の度合いと障害のある人の社会的包摂の関係について統計的調査を実施した。比較を行うために、障害のある人がより包摂されるべき国々の一例としてのチュニジアと、インクルーシブデザイン(あるいはユニバーサルデザイン)の先駆者の一つである日本の両方において調査を実施した。

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