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議事録/理事会No.58

第58回芸術工学会理事会議事録


日 時 : 2012年3月30日(金) 16:00〜18:10
場 所 : 神戸芸術工科大学本館3階A304会議室
出席者 : 齊木会長、岡村副会長、小川副会長、佐藤名誉理事、
    井上理事、沖理事、川北理事、黒田理事、小林理事、
    白石理事、玉田理事、土田理事、戸矢崎理事、東理事、
    星加理事、三木理事、脇山理事、相良理事、出原監査
オブザーバ : 後藤顧問、舩原事務局員

議 長 : 会長の指名により、岡村副会長が就任
記録者 : 議長指名により相良理事が就任

会長挨拶

来る2012年度は学会の20周年にあたる。
原点に戻り、次の時代に向けて新しい芸術工学を発信していきたい。

理事自己紹介 (略)

資 料

1)第58回芸術工学会理事会議題(案)
2)1.会員の現況、 2.新入会員・退会者、 3.会費未納者、 4.名簿案
3)芸術工学会2011年度春期大会 収支報告書
4)芸術工学会2011年度秋期大会 収支決算報告書
5)1.芸術工学会2012年度春期大会に向けて、 2.続き、 3.会場地図、 4.同詳細
6)1.2011年度芸術工学会特設委員会?(地域デザイン史)活動報告、 2.同企画書
7)1.減災デザイン・プランニング・コンペ2012結果報告、 2.同 収支報告書
8)特設委員会?「創造都市ネットワーク」の活動案
9)1.「芸術工学会誌」査読経過表(20100330現在)、 2.2011年度研究委員会用経費

議 案

1 第57回理事会議事録確認

メールにて承認を得、会誌第57号に掲載済。

2 学会事務局関連の審議事項

2.1. 新入会希望者、退会者の報告
資料2-1、2-2を基に相良事務局長が新入会者9名(内、学生1名、シニア1名)の入会承認を提案し、全会一致で承認された。なお、同じく退会希望者11名について報告した。この入退会により、理事会当日時点での正会員数は306名、総会員数は361名となった。2011年3月26日時点での総会員数は319名であり、42名が増加した。

2.2. 会則改正提案
第57回理事会で提案されたシニア会員を正会員として取り扱う件について、会則第5条の(6)を「個人会員、シニア会員、法人および名誉会員を正会員とする。」と改め、第7条(1)を「正会員の推薦を得て、(以下略)。」と改め、第12条(4)を「名誉会員は理事会に出席して意見を述べることができる。」と改める案が提案され、全会一致で承認された。
2.3. 会員名簿の会誌への掲載について
第57回理事会で提案された、会員名簿の会誌掲載について、事務局から掲載内容の例示がなされた(資料2-4)。現在WEB上に井上理事の努力にて会員WEBへのリンクが貼られているが、全会員ではない。電子情報だけでなく、紙媒体も必要だが、連絡先が掲載されていないと情報としての価値はない。どこに誰が会員として存在しているのかがわからないと、いろいろな企画を立てることが難しい。などの意見が交換され、会員氏名、所属、専門分野、会員種別、会員番号について誌面に掲載し、個別の連絡先については都度事務局へ問い合わせるという会長提案が承認された。会員番号については事務局の都合上掲載することとなった。

3. 学会誌の発行について

3.1. 2011年度報告
56号:春期大会(神戸)、57号:秋期大会(金沢)、58号:秋季大会(記録)

3.2. 2012年度計画
59号:春期大会(東北)、60号:秋期大会、61号:秋期大会(記録)

4. 大会について

4.1. 2011年度春期大会の収支報告
第57回理事会にて暫定収支報告を行ったが、監査結果を付帯したものが資料3として提出された。残額は187,872円である。

4.2. 2011年度秋期大会の収支報告
資料4をもとに、出原実行委員長が報告を行った。監査を受けていないため暫定報告であるが、残額は49,644円である。第59回理事会にて最終報告を行う。

4.3. 2012年度春期大会計画(東北)
資料5をもとに、三木実行委員長が経過報告と計画を説明した。
3月9日に佐藤企画委員長、渋谷顧問、後藤顧問、相良事務局長が東京にて会合を持ち、内容についてのアウトラインを固めた。
会場となる東北福祉大学の萩野は齊木会長と懇意であり、会場借用、共催等に関して円滑に進めることができた。講演者については交渉中である(4月中旬にすべての講演者が確定し、会場が「けやきホール」へと変更となった)。

4.4. 2012年度秋期大会
第57回理事会では芸術工学会20周年にあたるため、学会発足の準備会が行われた東京での開催か、芸術工学発祥の地である福岡での開催が提案された。
20周年イベントと研究発表の日と場所を分ける案も提案されたが、会員の参加が難しくなるため、単一の大会として開催することになった。東京での会場候補は、「東海大学」「富士通デザイン株式会社」「学士会館」「武蔵野美術大学」「東京造形大学」などが提案され、福岡では「九州大学伊都キャンパス」が提案された。いずれにしても、幹事校の決定が第一であり、継続審議となった。

5. 20周年記念事業について

5.1. 学会賞に関する事項
WEB上の資料をもとに4つの案が提示された。
1)記念賞:過去の学会活動の功績を称える
2)学術賞:会誌掲載論文、作品等および本学会主催の研究発表会等における研究発表等にあって、優れた研究を対象とする。
3)特別賞:各地域での各種活動(芸術工学分野)の功績を称える。
4)Web大賞:会員が関わったプロジェクト等で人や社会を元気にするデザイン提案を公開したホームページ・情報共有サイト・投稿動画等に与える賞
学会活性化がねらいであれば全てを行えば良いとなり、記念賞とWeb大賞は総務委員会、学術賞は研究委員会、特別賞は企画委員会が責任をもつこととなった。
各賞に与えられるものは「名誉」であり、交通費等の支給はしない。対象者は学会員であるか、学会員が関わる事業であること。

5.2. 20周年記念号と会員名簿、及び会員情報共有に関する事項
記念号については特別号とはしない。
名簿については2.3.にて審議。
芸術工学会WEB上のデータについて
井上理事より学会WEB上の理事会会議室の利用方法について説明がなされた。役員タグからパスワード保護された理事会会議室上に関連資料を委員会毎に掲示可能となっているので、利用されたい。

6. 各種委員会より(報告と活動計画)

6.1. 企画委員会
春期大会、秋期大会、学会賞以外には報告・計画はない。

6.2. 研究委員会
資料9をもとに岡村委員長より査読経過と会誌掲載の状況が報告された。WEB上に概要を掲載するようにしたことが、博士論文審査に向けて貢献している。

6.3. 総務委員会
内規情報について、理事会会議室内に掲載している旨の報告がなされた。
理事選出規定と慶弔規定が未整備であるため、総務委員会で案を作成し理事会に提案する。
各種委員会予算と理事活動費について、事務局と相談のうえ次年度予算案を作成する。理事活動費については、3月開催の理事会は所属機関の事務処理都合上公費での旅行が難しいため、一部補助を行うこととした。費目について交通費となっていたため、次年度からは「理事活動費」とする。
日本学術協力財団の学会名鑑について情報更新が行われていないことが判明したため、事務局から情報更新を依頼することとなった。(更新手続き済、一部を除き更新済)

6.4 特設委員会?(地域デザイン史)
資料6-1をもとに、後藤顧問から活動報告と収支報告が行われた。編纂中の各地域主筆は旭川(澁谷)山形(早坂)新潟(和田)金沢(出原)静岡(黒田)神 戸(大田)福岡(青木、古賀、森田)。引き続いて資料6-2をもとに「日本・地域・デザイン史」発刊の企画が報告された。合わせて出版経費として60万円 の予算要求が示された。

6.5. 特設委員会?(減災と復興のデザイン力)
資料7-1をもとに、相良委員長より「減災デザイン・プランニング・コンペ2012」の結果報告がなされた。応募数は24件あり、最優秀賞は渡辺宋生氏(大阪成蹊大学)のPuffer Beltに、優秀賞は、デザインユニットGRID(神戸芸術工科大学)のapronchoと加藤愛氏(大阪成蹊大学)のhugに決定した。最優秀賞1名と優秀賞2名は春期大会へ招待し、会場にて表彰を行う。また、審査会にて会長特別賞を稲野友紀氏(大阪成蹊大学)のkangaroo pocketに与えることとした。このほか、協賛企業・団体からの賞と、人と防災未来センターにて展示期間中に行われた一般投票の賞が6件に対して授与された。また、資料7-2をもとに収支報告がなされた。

6.6. 特設委員会?(創造都市ネットワーク)
資料8をもとに川北委員長から次年度活動計画が提案された。
案2:懇親会にてゲストスピーチを行うという案に対して、懇親会から情報交換会への名称変更が提案された。
創造都市の範囲について質問がなされ、ユネスコが定める7つのジャンルが紹介された(デザイン、クラフト&フォークアート、文学、食文化、音楽、メディアアート、映画)。

18:10 会長が議事の終了を告げ、第58回理事会を閉会した。





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Last-modified: 2020-04-10 (金) 10:59:30