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議事録/理事会No.51

第51回芸術工学会理事会議事録


日時 : 2009年11月6日(金)16:55〜17:50(17:10〜17:25中断)
場所 : 神戸市中央区東川崎町〜神戸港〜大阪湾 神戸コンチェルト客室サファイア

出席役員 :
   会長 : 佐藤優
   副会長 : 齊木崇人
   理事 : 土田知也、黒田宏治、岡村穣、松本美保子、山畑信博、小川博、
        出原立子、井上貢一、沖和宏、加藤公敬、星加民雄、相良二朗
   監査 : 小林敬一、
   顧問 : 後藤元一、鈴木成文
   事務局 : 宮本守久
   オブザーバ : 大田尚作、濱田美由紀
   記録 : 相良二朗

議事
1.学会長挨拶 (略)

2.議長選出
 副会長が議長を務める規定に基づき、出席副会長の齊木が議長となった。

3.議事録確認
 理事会メールにて事前に配布しているが、異議があれば申したてること。

4.会員現状の報告(資料3) [宮本]
 報告に先立ち佐藤会長より事務局宮本氏の紹介とこれまでの慰労があった。
 2009年11月4日現在の会員数は、総数340名、内個人会員310名、学生会員29名、法人会員1口である。この中には、秋期大会参加に向けた新入会希望者35名(内学生会員22名)を含んでいる。しかし、退会者3名及び会費未納・連絡不明者13名がある。
学生会員は修士修了とともに退会あるいは連絡不明者となることが多い。

5.秋期大会について(学会誌51号)   [大田・相良]
 大田より明日からの秋期大会の概要説明があった。
 相良より、学会51号について、秋期大会プログラムを含め、表紙デザインの変更、仕様変更に伴うコストダウン、応募原稿のPDF作成上の問題と投稿規程の見直し提案がなされた。

6.2010年度春期大会について(資料2)   [山畑]
 秋田公立大学を会場に開催する計画であるが、秋田公立大学ひいては秋田県下に芸術工学会員が極めて少なく、調整に難航しているが、資料2のような計画を立てている。
 後藤)秋田公立大学の人と会う機会があったが、秋田側に情報が伝わっていないように感じた。秋田公立大学の五十嵐氏によると、大学側に本学会に対する理解が乏しく、本学会の説明から行うべきである。単に会場をお借りするだけでなく、本学会を理解いただき、学会活動にも今後参加いただけるような関係を築いてほしい。
 日程については、2つの案が示されているが、デザイン学会春期大会と重ならないように設定したい。
 2010年度秋期大会の開催地は未定であるが、沖縄では武蔵野美術大学の新図書館開館に合わせて開催してはという話が出ていたため、森山副会長に秋期大会会場で意向を伺うことになった。
(17:10 出港に伴い一時中断)
(17:25 再開)

7.50号記念特別編集号   (資料6)   [小林]
 進捗状況は資料6に示す通り、数名からの最終校正を待っている状況であるが、理事からリストの該当者に依頼して欲しい。
 副題を付けない、単独著者とする、節題をつける、節題は長くしない、エッセーとするといった点は厳守したい。
 発行は12月中を予定している。

8.総務委員会からの提案   (資料 議事次第)   [小川]
・議事録確認と承認・公開
 議事録の承認を次期理事会で受けてきたが、会員への報告が遅くなってしまうため、第50回理事会より電磁的方法(電子メールによる配信と意見交換)にて確認を行い、会長承認を受けた後に学会WEB上に公開するようにした。
・学会誌発行状況の確認
 議長より資料に基づき発行状況(第50号、第51号、特別号)が確認された。
・学会誌発行回数削減提案(資料5)   [星加]
 秋期大会幹事校を担当した経験から、秋期大会記録号の発行が幹事校にとって大きな負担となる上、学会経費節減の効果も加え、現在の年間3回発行を年間2回発行に減じてはどうかという提案がなされた。
 議長より、削減に対するデメリットの検討は行われたのかの問いかけがあった。
 会長より、51号から再生紙使用から上質紙使用へ仕様を変更し、数万円のコストダウンができた。本年度は特別号発刊のために負担が大きいが、来年度以降は経費上は年間3回の発行は可能と思われる。もし、減号するのであればWEBによる情報提供を充実させる必要がある。また、投稿論文の掲載までの期間が長くなるため、博士課程指導教員の意見を聞くべきである。本提案は総務委員会で受けて検討するが、英文誌発行も検討課題に挙がっていたため、合わせて検討を行い、改めて理事会に諮ることにする。
 (小林)予算上の理由から会誌発行を削減するというのは学会にとって本末転倒のことと考える。秋期大会開催校の負担となる点については、慣れによって軽減する問題であるとは考えるが、それが負担で秋季大会の担当が限られるというのであれば、確かにそれも問題であろう。秋季大会でのシンポジウム実施は、開催校の意思と工夫で発展してきたことであり、もともとは義務ではなかったはずである。であれば、秋期大会の記録は、シンポジウムがなければない話であり、義務ではなくオプションとすることも考えられるのではなかろうか。ただし、その場合も発行回数を減らすのではなく、それに変わる何らかの企画が立てられ、会の内外に向けて情報発信されるべきである。これまでにも招待論文を中心に特集企画を組んだことはあり、本部、総務委員会、研究委員会などが主担当となって発行する可能性もあろう。英文誌を発行しようとの意見もあったと記憶している。まずは会員に対して会費に見合ったサービスをと考えるべきである。
 (議長)秋期大会の編集で大変なのは査読であるが、Web審査などで省力化・時間短縮を図れると思う。
 (小川)総務委員会で検討し、3月の理事会に議題として上げたい。

9.その他
 (会長)九州大学伊都キャンパスについて、九大広報を配布し紹介された。
 (会長)科研に時限ではあるが「デザイン」が採用された。多数の応募がないと今後の領域に採用されないので、多数応募して欲しい。科研やその他の公的資金を得られている会員が増えてきていると思うので、これらを報告する機会を設けたいと思っている。次期秋期大会で検討して欲しい。
 (小川)投稿規定について、相良理事より問題点があると指摘されたが、その提案を受けて小川が整理し、佐藤会長の承認を受けた後に、井上理事にてWEB上に公開する手筈としたい。次の理事会(2010年3月)を待たずに、変更することを承認いただきたい。(承認)
 (岡村)査読経過(資料4)について、最近は順調に進行している旨の報告があった。

会長より閉会の挨拶として、秋期大会開催準備に対して神戸芸術工科大学へ、また、春期大会の運営と会誌第50号(春期大会報告号)の編集作業の尽力に対して後藤顧問へねぎらいの言葉があった。

17:50 議長が閉会を宣言し、第51回理事会が修了した。

相良二朗 (2010-03-24 (水) 18:34:20)




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Last-modified: 2020-04-10 (金) 10:59:29