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インタラクティブメディアを活用した
街中コミュニケーションの創出

出原立子、川﨑寧史

Construction of Communication System used in Town with Media Technology
IZUHARA Ritsuko & KAWASAKI Yasushi
受理 2013/07/22、採用決定 2013/09/07【情報デザイン】

要約

本研究は、インタラクティブメディアを活かした街中でのコミュニケーション手法をデザインするための考え方を提示し、その方法を用いた実践的な取り組みを行い、街中での情報伝達のための新たな機会を創り出す手法を提案・検証する事を目的とする。それを通じて、人と人、人とモノ、そして人と街との相互の関係性を創出する可能性を考察する。
インタラクティブメディアの技術開発によって、メディアの活用の場は屋内屋外を問わず拡張されてきた。また、センサ技術の高度化によって様々な場面での活用が可能となった。こうした技術的背景の下、本研究ではインタラクティブメディアを活用し公共の街中において地域民に向けた情報伝達の手法、コミュニケーション手法をデザインするための考え方をまとめ、その方法を用いて金沢の街中において3 カ年に渡って継続的に実践的取り組みを行い検証を行った。
インタラクティブメディアを活用した街中でのコミュニケーション手法をデザインするために重要な視点として掲げたのは、街中のシーンの選出とそこで人々と情報伝達との接点を如何にして創り出すかということである。それによって、単なる情報伝達に留まらない人と人、人とモノ、そして人と街といった相互の関係性を創出することを目指した。
この視点を重視したデザインプロセスに沿って実践的に3つの事例に取り組んだ。その結果、それぞれの目的に応じて次の3つのコミュニケーション手法が考え出された。一つ目は、街中で配布する紙媒体とAR( 拡張現実)による人と情報伝達との接点創出の手法。二つ目は、伝えたい情報に関連するシーン作りと、そこでの人の行為による接点創出の手法。三つ目は、街中での自然な振る舞いによる接点創出の手法である。各々の実践結果より、各手法の有効性、課題を考察した。



Last-modified: 2017-06-13 (火) 19:15:54 (581d)